2014年11月28日金曜日

京浜東北線ホームドア設置と中央総武緩行線




京浜東北線の大井町駅へのホームドアの導入が発表されましたが、現在も京浜東北線E233系がホームドアを使用することがあります。それはトラブルや工事などで山手線を走る時です。

京浜東北線E233系1000番台
京浜東北線E233系1000番台

山手線のE231系500番台は車掌さんが車両のドアを閉める感覚で車内からホームドアを閉めるわけですが、現在はE233系1000番台にはホームドアに関する装置が付いていないので、駅員さんがホーム上に出てきてホーム上のスピーカーを通して車掌さんや運転士さんと連絡を取り合いドアの開閉を行っていて面倒な状況です。なので京浜東北線の車両にはホームドアの装置が付いているほうが望ましいといえます。

さらに国交省がバリアフリー化と一緒にホームドアを推進していること、利用者が多い路線、車両がE233系10連しか使用されていないことで導入のしやすい線区であることを考えれば山手線の次に京浜東北線というのは自然な流れです。

中央総武緩行線E231系
中央総武緩行線E231系

そこで私が一つ気になっているのは中央総武緩行線です。山手線E231系500番台1編成が総武線仕様に変更されたことは記憶に新しいと思いますが、中央総武緩行線も利用者が多く、走る車両も限られていてホームドア化しやすい路線だと思います。

なのでE235系の導入が始まりホームドアに対応しているE231系500番台が本格的に転属するならばホームドア化の発表があるのでは?などと思ってますが、中央総武緩行線E231系は上野東京ライン用の増備車として常磐線転属なんて話が出て先が読みづらい状況です。何はともあれどうなっていくか面白い状況になってきましたね。

JR東日本が八戸線キハ40置き換え車両を公募 その狙いは?




2014年11月18日にJR東日本としてはじめてとなる、置き換え車両の公募を行うと発表しました。対象車両は八戸線キハ40の置き換え用新製車両です。今回はそのことについて紹介します。

八戸駅停車中の八戸線キハ40
公募で置き換えが決まった八戸線キハ40
八戸駅にて撮影
八戸線は青森県八戸駅から岩手県久慈駅を結ぶ、海岸沿いを走る典型的なローカル線です。同区間で運行されている形式は、レストラン列車である「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」号がキハ110系である以外、キハ40形列で運行されています。

公募の概要としては18両のステンレス製の車両(両運転台6両・片運転台12両)を新製するにあたり、車両全体から指定された部品単位の提案とかなり柔軟な提案を求めています。

ただし、列車無線とATSはJR東日本が支給するので除外されます。要求する車両スペックや納入時期など細かい内容はJR東日本のホームページから誰でも見ることができ、日本国外からの提案も受け付けるようです。

日本はEUとのEPA協定を結ぼうと協議しているのですが、そのなかで鉄道の市場開放をEUは要求しています。日本が比較的譲歩しやすい内容ということで鉄道が選ばれたようです。

そして、JR東日本は中古車両の譲渡や鉄道建設などの海外事業の強化を進めています。なので今回の公募はコスト削減などの一般的な理由のほかに海外進出のための調整という意味合いも持っているのかもしれません。

209系やE501系など国鉄からJR東日本移行時から、部品単位での海外製導入の実績があります。今回は部品単位からの公募も受け付けるということなので、海外製品が採用される場合は車両全体でなく部品単位というのが一番可能性が高いと思います。

※関連記事
JR東日本 初の電気式気道車投入・公募について詳しく解説

8000系夢のオールカラー編成は登場する?




先日8111Fと81111Fの特別編成の運転があった東上線ですが、今度は81107Fがツートンカラーの塗装となって登場し、11月22日より営業運転を開始しました。

東武越生線を走る8000系81107Fツートンカラー
ツートンカラーになった8000系81107F

81107Fの概要

81107Fはワンマン化工事を施した8000系4連で、塗装を8111Fツートンカラーにしたものです。81111Fが東武東上線100周年記念としてセイジクリームでの運転を開始しましたが、その第二弾として登場しました。

現在の8000系といえば白地に青と水色のカラーリングですが、登場時はロイヤルベージュとインターナショナルオレンジのツートンカラーでした。その後、セイジクリーム色へと変更され、その次に現在の塗装となりました。

81107F運用されている区間は81111Fと同じで、営業運転では越生線全線・東上線小川町~寄居間、森林公園からの回送時で東上線坂戸~小川町間で見ることができます。運用などは公表されおらず、通常の8000系と区別されて運用もされていないので特定の運用に入ることも無く、見れたらラッキーという感じです。

東上線8000系8505F
東上線に所属する2連の8000系8505F

オールカラー8000系は実現できる?

現在東上線にはセイジクリーム塗装の81111F4連・ツートンカラー81107F4連・現行塗装が8連と4連と2連で存在します。なので81107F+81111FF+現行塗装2連で歴代8000系カラーの編成が作れます。

これは8111Fは6連だったので、最大10両までしか営業列車として運転できない東上線では、81107Fの登場で初めて可能になった編成です。東上線100周年記念と8000系10連撤退のフィナーレとして実現されると嬉しいなんて思います。

※追記
8000系のオールカラー編成の運行が行われました。「池袋~森林公園」間を上りは定期ダイヤの急行、下りを臨時列車の快速急行として運行しました。
東武東上線 8000系歴代カラーリング特別編成の臨時列車運行

2014年11月21日金曜日

えちごトキめき鉄道ってどんな感じになるの? 北陸新幹線並行在来線について




前回のしなの鉄道  北しなの線に引き続き、北陸新幹線延伸により生まれる第三セクター運営会社えちごトキめき鉄道について紹介していきたいと思います。

直江津駅に停車中の115系
現在信越本線で使われている115系
妙高はねうまラインになる妙高高原~直江津間からは撤退予定

概要

えちごトキめき鉄道は北陸新幹線延伸により第三セクター化される信越線「妙高高原~直江津」間と北陸本線「直江津~市振」間を運営する、新潟県を主体とした自治体が出資する鉄道会社です。

路線


妙高はねうまライン(信越本線)

妙高高原~直江津間(10駅38km)
全線直流電化1500V
単線

日本海ひすいライン(北陸本線)

直江津~市振間(11駅60.6km)
直江津~梶屋敷間 直流電化1500V
糸魚川~市振間 交流電化20000V
複線

二つの路線がJRから独立し生まれるのですが、旧信越本線区間は山岳地帯の豪雪・旧北陸本線区間は険しい地形を走っていて、他の第三セクターよりも人口密度の低い地域を運営するのが特徴です。また、梶屋敷~糸魚川駅間に交流と直流を区切るデッドセクションが設置されています。

車両

長野駅停車中のE127系
JR東日本保有のE127系
長野駅にて撮影

E127系

JR東日本からの譲渡車
2両編成
ワンマン運転車
2両×10編成=20両編成保有
妙高はねうまラインにて使用予定
ラッシュ時は最大2×3=6両編成を予定

ET122形

JR西日本キハ122系ベースの新製車
1両編成
ワンマン運転車
イベント用兼一般車2両+一般車6両=8編成保有
日本海ひすいラインにて使用予定
ラッシュ時は最大1+1=2両編成を予定

しなの鉄道は元々115系を保有していて車両を統一する必要があったので115系の譲渡になったのだと思われますが、その必要の無い妙高はねうまラインはE127系になったのだと思います。

また、日本海ひすいラインは現在運行されている475系が非常に老朽化していることと、3両では輸送力過剰であること、交流直流両用車の導入は高くつので、譲渡ではなく気道車による新製になったようです。

上野駅に停車中のE653系フレッシュひたち
常磐線時代のE653系


このほかに乗り入れてくる他社の車両として、特急「しらゆき」に使われるJR東日本E653系やJR貨物の貨物列車などもあります。

運行・運営

最初に触れたように第三セクターでも人口の少ない地域を走る路線なので、利用者を少しでも増やそうという意識を持っているようです。その方向性として利便性の向上・観光需要の二つを軸としています。

利便性としては、需要に合ったダイヤ・編成を検討しJRなどの他社とのスムーズな乗り入れ・乗り継ぎを協議しています。その中で現在決まっていることとしては、新潟からの都市間・新幹線アクセスとして特急「しらゆき」が上越妙高駅まで乗り入れます。観光としてはイベント列車を用意し、JR・しなの鉄道・ほくほく線など積極的に他社線への乗り入れを検討しています。

また、JR線の切符を販売する端末を用意、JRとの企画券の検討などでJRと積極的に付き合う姿勢を見せています。

指令システムは2年後を目処に自社化し、運輸・設備はJR直江津駅のJR東日本の設備を振る活用します。それぞれの路線特有の安全対策として、日本海ひすいラインではトンネル内でトラブルが発生し列車が5分以上停止した場試合に、自動的に運行管理所へ警報する装置をつけ、妙高はねうまラインでは除雪車導入やポイントの融雪装置を現在より強化するなども行われます。

国や自治体からの補助金

資本金として県や沿線自治体・企業・市民から173億の出資を仰ぎ、国から30年間で740億を受ける予定です。前回紹介したしなの鉄道北しなの線も国からの支援を受ける予定ですが、それと比べても大きな額です。

あとがき

えちごトキめき鉄道は電車・気道車の保有やデッドセクションに人口密度の少ない険しい地域を走る鉄道という複雑な条件の中で、資料を見る限りでは様々なことに挑戦・検討をしているようです。
やり方次第では面白いことがおきるかもしれませんし、頑張って欲しいものです。

2014年11月20日木曜日

どうなる「白鳥」? 北海道新幹線愛称決定とアクセス列車愛称募集




北海道新幹線の列車名が東京・仙台~新函館北斗間は「はやぶさ」、盛岡~新函館北斗間は「はやて」になることと、H5系の側面に仕様されるロゴが発表になりました。また、函館~新函館北斗間のアクセス列車についても同時に発表となりました。

※追記
2015年2月12日に愛称が決定しました。
北海道新幹線アクセス列車は「はこだてライナー」に決定

愛称決定の経緯

小山駅を通過するE5系+E3系
北海道新幹線にも使われるJR東日本E5系新幹線
今回の愛称決定はJR社内で検討を進め、利用者の分かりやすさや親しみやすさを重視して「はやぶさ」・「はやて」に決定されました。運行体系に関する詳細に関しては決まっておらず、決まり次第発表となるそうです。

函館~新函館北斗間アクセス列車概要発表と愛称募集

千歳線を走る733系3000番台
千歳線を走る733系3000番台エアポート快速
現在は気道車のキハ40が主として運行されている函館~新函館北斗間ですが、新幹線と函館を結ぶ列車として733系1000番台3両×4編成の導入の発表がありました。デザインコンセプトとして「新幹線との連携・一体感」と「函館らしさ・北海道らしさ」があるようですが、車内がロングシートということや発表された車内のイメージ画像を見る限り、千歳線を走る733系のカラーリングや細かな内装が違う程度のものになりそうです。

函館本線桔梗駅に到着するキハ40
函館本線桔梗駅に到着するキハ40
新函館北斗~五稜郭の電化に向けて工事が行われている
2014年8月に撮影
更に733系の導入決定と同時にJR北海道より函館~新函館北斗間のアクセス列車名の募集もありました。募集はパソコン・携帯・はがきにて12月22日までの受け付けで、金賞・銀賞の受賞者には特製Nゲージやマグカップのオリジナルグッズなどが贈呈されるそうです。

現状一切触れられない「白鳥」の名称

木古内駅に到着する特急「白鳥」
江差線木古内駅(北海道)に到着する特急「白鳥」
車両はJR東日本485系3000番台
今回愛称の発表で東京~新函館北斗間に「はやぶさ」の名称が使われることに驚きはありませんでしたが、盛岡~新函館北斗間の名称が「はやて」になるのは以外でした。北陸新幹線では「はくたか」「かがやき」など沿線に走る特急に馴染み深い名称が使われていたので、「はくちょう」あたりになるかと思っていました。新幹線アクセス列車の愛称募集が同時に行われたので、「白鳥」の名が残るとすればそれしかないと思うのですが、長い間特急として使われてきた名にはふさわしくない気もします。北海道新幹線開業に伴い青森~函館間を走る「スーパー白鳥」と「白鳥」は廃止になる方向ですが、どうにか良い形で「白鳥」の名が残ると良いのですけどね。

そしてもう一つ気になったのは新幹線の愛称が社内の検討のみで行われたことです。前回の「はやぶさ」愛称決定の際に「はつね」なんかで盛り上がったのがいけなかったのでしょうか・・・

鉄道の名称に限らず最近の投票はSNSや某掲示板の影響で思わぬ方向に行ってしまったりするので、企業としても難しい時代なのかもしれません。

2014年11月19日水曜日

トヨタ「MIRAI」で電車が動く?




先日発表されたトヨタの一般向け燃料電池車「MIIRAI」ですが、かなりのハイスペックとなっています。これを電車に搭載したらということをかなり単純化して考えてみました。

鉄道総研のR291系試験車
鉄道総研のR291系試験車
2両面の真ん中部分に燃料電池が搭載されている

トヨタ「MIRAI」ってどんな車?

「MIRAI」は水素を燃料とした114kWの固体高分子燃料電池とニッケル水素電池を電源とする113kWの交流モーターを使用して走る燃料電池車です。電源に燃料電池を使用する以外は大雑把な仕組みとしては日産「リーフ」などの電気自動車と同じです。

しかし水素を使うというのが非常に大きなポイントで、3分程度の水素補給で650kmの走行を可能とすることや、様々なものから燃料である水素を作り出し利用することが可能です。ただ、現在は水素自体の価格が安くないので、電源に電池を利用したときのような劇的な燃料費の安さなどはありません。

部品に関してですが、トヨタ自動車自身が開発しているのもポイントです。トヨタはプリウス時代から必要とあらばインバーター用半導体を自社製造したりする企業で、今回も必要に応じて外部へ依頼するのではなく自社で部品を作っていきました。

電車にMIRAIの装置を載せたら

車体重量や構造の違いがいろいろあるので大雑把な話になりますが、自動車用の電池やモーターでありながら結構強力なものが搭載されていて、鉄道総研が研究用に使っているR291系が120kwの固体高分子燃料電池と95kW×2の交流モーターを使用していることを考えると、それと比べても劣らない出力の電池が載っているが分かります。

この電池で鉄道車両を動かすと仮定した場合、試験用であればR291に搭載されているものとほぼ同等なので一つでも可能だと思いますが、「モーターは加速時以外は電気を大きく使うわない」「回生ブレーキ用の二次電池も必要になる」「夏場はクーラーでサービス用の電気を大きく使う」など実際の使用条件を考慮しても自動車用電池2つで電車一両を十分動かすことが可能なのではないでしょうか?

もっとも自動車用で電池自体は小さくても燃料も自動車用の2倍の量で済むって話にはならないのでここまで単純な話ではないと思いますが、自動車用に比較的安く小さく作られ普及も見込める仕様の燃料電池でも大きな鉄道を動かせそうというのは驚くべき進歩だと思います。

やっとスタートラインに立った一般向け水素自動車が、今後鉄道にどうような影響を及ぼすかは興味深いですね。

2014年11月16日日曜日

8111Fを追いかけろ! 東上線 森林公園ファミリーイベント2014




11月16日に行われた森林公園ファミリーイベント2014で8000系8111Fが、東上線でラストランを迎えました。その様子を簡単にお伝えしたいと思います。

東上線 森林公園ファミリーイベント2014で展示される8000系8111F
イベント会場で展示中の8000系8111F

今回の概要

東上線 森林公園ファミリーイベント2014に合わせて8000系8111Fと81111Fを連結した特別編成列車が運行されました。
今回は事前の予約や抽選などは必要なく、一般営業列車として乗車券のみで誰でも乗ることが出来ました。

・使用車両:
8000系10両
←池袋 8111F 6両編成 + 81111F 4両編成 森林公園→

・運用
回送: 森林公園→川越市(運転停車)→志木
普通: 志木→池袋
普通: 池袋→森林公園→展示

なぜ東上線でラストランになるかは前回の記事をご覧ください
今週末は8000系8111Fがラストラン

回送列車 森林公園発~志木行き

川越市駅停車中の8111F+81111F回送列車
回送として志木駅へ向かう
川越市駅にて
今日の特別編成は森林公園に朝まで留置され、まずは朝方に志木駅へ向かう回送として運行されました。

途中川越市駅にて10分ほど運転停車があり、朝早くにも関わらず撮影する方が見られましたが、特に混乱などもなく発車していきました。

この時川越市駅では三脚や脚立使用禁止の旨を伝えるマナー向上放送があったので、今後の参考にしてください。

志木発 510列車 普通池袋行き

8111F+81111F特別編成の普通池袋行き
志木駅から510列車として運行された
回送された列車は数分間停車したのちに志木駅から普通池袋行き 510列車に変更となり池袋へ向かいました。

この際に志木駅の内線で数分停車するので後続の普通列車に川越市から乗ることで、先回りすることができました。

池袋発 203列車 普通森林公園行き

坂戸駅に到着する8111F+81111F特別編成
池袋駅にて折り返して
普通森林公園行き 203列車として運行された

志木駅から池袋駅に向かった列車は到着後すぐに折り返し普通森林公園行きとなり、森林公園へ向かいました。

そして展示へ

8000系3世代のカラーリングが並ぶ
分割されて展示されている8111Fと81111F
森林公園に到着後はすぐに回送され、一旦検修区内に入り8111Fと81111Fの連結を切り離し展示へ備えました。そして今回の東上線 森林公園ファミリーイベントは8000系メインということもあって、上の写真の裏側には様々なバリーエションの8000系が展示されていました。

編成・車内について

8000系8111Fと81111Fの連結部
連結はしているが幌はつながれていない
左が81111F・右が8111F
東上線100周年号との比較では、8111Fと81111Fの位置がひっくり返しになりました。今回はは8111Fが池袋側、81111Fが森林公園側に連結されています。前回と同様に幌は繋がず編成内の行き来は出来ないようになっていました。

8000系8111Fの車内広告
東武鉄道写真が広告の変りに貼られていた
8000系8111Fの車内には、広告の変わりに東武鉄道の列車の写真が掲載されていました。

写真はこの部分だけでしたがドア横や車内中央に広告のよう吊るしたほうが、逆に雰囲気出るのではなんて思いました。通勤列車なのにさっぱりしすぎなのはちょっと変な感じがしてしまいます。


臨時列車 東上線 森林公園ファミリーイベント2014号

駅を発車する50090系51095F東上線 森林公園ファミリーイベント2014号
東上線 森林公園ファミリーイベント
2014号50090系51095Fの臨時快速急行として運転された

特別編成列車のほかにも最近では毎年恒例と言っていい先頭車にステッカーを貼った50090系 東上線 森林公園ファミリーイベント号が運転されました。行きは回送列車として客扱い無しで池袋まで運転され、帰りは臨時の快速急行として森林公園まで運転されました。座席も快速急行ということでクロスシートモードでの扱いとなっていました。


あとがき

今回は8111Fがラストランということもあり追いかけてみました。
10両編成の8000系も来年度までというのは不思議な気分です。
あの8000系がここまで減るというのは節目を感じる出来事ですね。


2014年11月14日金曜日

今週末は8000系8111Fが東上線でラストラン




11月16日に行われる「東上線 森林公園ファミリーイベント2014」にあわせて8000系8111Fが臨時列車として走る予定ですが、これが東上線での最後の運転となりそうです。

駅に停車中の8000系8111F
東上線定期運用離脱前日の8000系8111F
最終日とその前日は特製のヘッドマークを付けて運行された
現在は登場当時のツートンカラー塗装に変更されている
8000系8111Fは2011年まで東上線を走っていた編成で、引退後はカラーリングを登場当時のツートンカラーに変更し東武博物館所属の動体保存車両となりました。現在では東武鉄道のイベント用列車として東上線や伊勢崎線など様々な路線で運用されています。

そして今回のイベントの告知の際に保安装置更新のため東上線では最後の運転になる予定だと東武鉄道から発表がありました。

※実際に運転された様子は以下の記事に掲載しました
8111Fを追いかけろ! 東上線 森林公園ファミリーイベント2014

なぜ東上線を走れなくなるのか

なぜ東上線でラストランになるかと言いますと、来年度に東武鉄道で初めてとなる新型のデジタルATC(通称T-DATC)の東上線への導入が決まった関係で走れなくなりました。技術的には無理やり新型ATCを載せることも可能だとは思いますが、既存の保安装置との兼ね合いと車両自体が古いことから大きな改造を必要とすることや、東上線だけのために高価な装置を載せることは見合わないとの判断から最後になるのだと思われます。

どのようなラストランになるか

越生線を走る8000系81111F
今回のイベントで8111Fと連結して走る8000系81111F
東上線100周年にあわせ2代目のカラーリングに変更されている
志木6:47→池袋7:14→折り返し→池袋7:19→森林公園8:31

東武鉄道から発表されている資料によりますと、各駅停車のダイヤで一般営業列車として運転します。5月にあった東上線100周年記念号と同じように8000系81111F 4両編成と連結して10編成として運転されます。

この時注意して頂きたいのは前回と連結する順番が逆ということです。今回は池袋寄りに8111F、森林公園寄りに81111Fで運転されます。なのでお目当ての車両を撮れなかった、乗れなかったなどのないよう気をつけたいところです。

そして森林公園に到着後は連結を切り離し、3種類の歴代カラーの8000系をならべて写真撮影会が行われます。歴代カラーそろっての撮影会は今回が初めてとのことです。

今回のイベントは東上線・東武鉄道ファンとしては目が離せません。既に森林公園到着済みのようなので、後は当日走るのを待つだけですね。

2014年11月13日木曜日

広がったら嬉しいコンビニ券 青い森鉄道の取り組みとそれに思うこと




乗り鉄をする時に出来るだけ多くの路線を乗りたい、しかし運賃は節約したい。そんなときに役立つのは各鉄道会社で発売している企画乗車券で、エリア内は乗り降りフリーだったり、往復運賃が割引されるなどお得な切符が多いです。

しかし、沢山の路線を乗りたいがためにシビアな乗り継ぎを組んでしまったり、買いたくても最初に列車を乗る駅が無人駅で切符が売ってないなどの理由で企画乗車券を買うのが大変な場面もたびたびあります。

青森駅に停車中の青い森701系
青い森701系
青森駅にて撮影


そんな場面でも切符を買えるよう青い森鉄道では企画乗車券をコンビニで買えるように対応しました。仕組みを簡単に説明しますと、JTBと協力することで全国の大手コンビニ店から発券を行えるというものです。現在取り扱っているのは「青い森ホリデーフリーきっぷコンビニ券」というもので、休日に通常の約半額で青森~八戸間を往復できる期間限定の切符で、窓口・コンビニ同額で買うことが出来ます。

最近ではネットで切符を予約できるサービスが増えてきて便利になってはきましたが、高速バスでは普及してるコンビニ発券については遅れていると思います。これは一度の乗り降りで完結するバスとの違いもあるので仕方ない面もあると思いますが、利便性向上のために普及していくと良いと思います。

余談ですが、上に書いたように私は「列車の乗り継ぎをギリギリにしすぎて切符を買う時間があまりない!」なんてのをたびたびやるので、切符の電子化や窓口以外の事前発券が進むことを願っています。その反面、普通の薄っぺらい印刷用紙や実態のない電子切符というのも味気なく感じてしまうんですよね。便利になるというのもいろいろ難しいことですね。

2014年11月10日月曜日

しなの鉄道 北しなの線ってどんな感じになるの? 北陸新幹線並行在来線について




北陸新幹線の延伸が来年行われますが、それと同時に平行在来線も第三セクター化されます。
そのことについて何回かに分けて書いていきたいと思います。初回としてしなの鉄道北しなの線についてです。

長野駅停車中の189系妙高号
信越線経由で長野~直江津を結ぶ「妙高」
特急「あさま」などで使われていた189系などが使用されている

しなの鉄道 北しなの線とは

北陸新幹線の延伸に伴い新たに第三セクター化される信越線の長野駅~妙高駅間のことです。
しなの鉄道の発足自体は北陸新幹線が長野駅まで開業したときなので、延伸に伴いしなの鉄道が保有路線を増やす形で開業します。

営業区間

営業区間は長野駅~妙高高原駅間の8駅で37.7Kmとなっています。

北陸新幹線開業で長野~金沢間の在来線が第三セクター化されるのですが、基本的に各県ごとに鉄道会社を運営することになっているので、新潟との県境に近い妙高高原までがしなの鉄道が運行する区間となります。そこから先はえちごときめき鉄道となり、直通列車は今後の状況を見ての運行を検討予定となっているます。

現在運行している「妙高」のような長野駅~直江津駅を結ぶ列車も廃止となり開業直後は妙高高原駅で分断されます。運賃や定期も当然ながら値上げすることになっています。

車両

小諸駅に到着するしなの鉄道115系
現在しなの鉄道で使われている115系
JRと同じカラーリングのものと赤を主体としたしなの鉄道独自のカラーリングがある

現在保有の45両の115系にくわえ、ワンマン化改造を受けた115系5編成を導入予定です。

現在しなの鉄道では115系3両編成か2両編成で運行を行っているので、新たに譲りうける車両もそれに準じた形になると思います。ただ、今回この記事を書くに当たって調べたところ車両に関しては若干不透明なところがありまして、一部では開業後に新車導入なんて記述もあるようです。

しかし、今年運行を開始した「ろくもん」が115系であることを考えると、115系で統一する方向ではないかと思います。

運行・保守

原則としては現在しなの鉄道で保有する設備を利用して運行・保守を一体的行う予定ですが、既に開業している区間の設備も老朽化している部分もあり、この際に設備更新を進めていくようです。更に黒姫駅には除雪用保守車を購入して配備します。

資金援助など

運行開始前の準備にはJRからの設備譲渡や長野県や沿線自治体からの支援を受けています。運行後は開業年度で3億円の赤字、5年目以降は4億円の赤字が見込まれており、国から4億円強の支援を見込んでいますが、更に県や自治体としての支援を検討しています。なので、言い方は悪いですが赤字ありきの経営となっています。

あとがき

今回長野県から出ている資料などを参考に記事を書いたのですが、ちょっと古い資料だったので鮮度の悪い情報になってしまい申し訳ありません。

今年の夏ごろ長野から直江津へ「妙高」に乗ってこの区間を利用したのですが、なかなかの田舎っぷりでした。これが冬季になると多くの雪まで降るのだから経営は大変だと思います。しかし、私が乗った車両には外国人観光客の方も結構乗っていて妙高高原駅で降りていきました。ここでも今話題の外国人観光客の方たちの力が重要になってくるのかもしれませんね。

2014年11月8日土曜日

北越急行 「超快速列車」導入と愛称募集 それについて簡単に分析




直江津駅に停車中のHK100形
直江津駅に停車中の
「超快速列車」に使用予定の北越急行HK100形
北陸新幹線開業に合わせて特急「はくたか」の廃止が決まっている北越急行ですが、新種別「超快速列車」とその愛称の募集を始めました。
※愛称は「スノーラビット」に決定しました。
関連記事ほくほく線超快速「スノーラビット」来春デビュー

超快速は「はくたか」の代わりに最高時速110km/hのHK100形で運行され、越後湯沢~直江津間を1時間程度で結び、下りについてはえちごトキめき鉄道へ乗り入れます。
関連記事北越急行超快速「スノーラビット」妙高はねうまライン直通へ

石打駅通過中の北越急行681系
上越線石打駅を通過する特急「はくたか」
北陸新幹線の開業により廃止になる予定で
写真の北越急行681系2000番台もJRに売却される見込みとなっている
現在は越後湯沢→直江津の場合、特急「はくたか」なら45分~55分程度、快速なら1時間10分~1時間20分程度で運行されています。それが平均1時間の無料列車で運行されると考えれば悪くない列車だと思います。

また、東京から金沢へ向かう列車のうち直江津駅に近い上越妙高駅に停まる列車はほぼ各駅型の「はくたか」15往復となっていて、速達型の「かがやき」は通過します。それに対し上越新幹線の越後湯沢駅には多くの列車が停まるので、そこからの需要をどの程度取り込めるかも勝負になってくると思います。

最後に鉄道趣味的な話をしますと、現在走っているHK100形を利用した快速の走行音はなかなか熱いものがあります。特急に追いかけられながら走るので各停でも100km/h以上の速度を出したりとかなり飛ばします。さらにトンネル区間が多いことから車内にモーター音が響き渡り、他ではなかなか聞けない走行音を聞くこができます。それが今後は超快速になり更に飛ばすとなると、どんな音を聞かせてくれるのか楽しみです。

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・解説
4月21日のダイヤ改正より特急リバティが運行を開始しました。走行映像から分割シーンまで、様々な場面を撮影してきました。