2015年3月27日金曜日

北斗星・DF200の走行音をハイレゾ無料配信 鉄道はハイレゾ向き?




2015年3月27日にSONY系の音楽配信サイト「mora」にて北斗星のラストランとDF200の走行音が限定10000DLで無料配信を開始しました。今回はそのことについてと鉄道とハイレゾについて少し触れます。

10000DL限定無料配信

配信内容: 「北斗星」ラストラン 上野駅発着シーン/機関車「DF200-7000」
ファイルフォーマット: falc
スペック: 192khz/24bit・ステレオ

向谷実 氏監修のもで寝台特急「北斗星」が上野駅発着するシーンとクルーズトレイン「ななつ星」を牽引するディーゼル機関車DF200-7000の走行音を10000DL限定で「mora」にて無料配信を開始しました。録音にはSONY製リニアPCMレコーダー「PCM-D1000」が使用されています。

私も早速DLしてみましたが中々良いものです。特に良いと思ったのはDF200-7000の走行音です。普段では絶対に入れない機関室内での録音で、配信だからこそ聞ける音です。また、アイドリング・加速・減速など様々なシュチエーションが上手くまとめられています。DF200は電気式機関車なのでディーゼル発電機で発電した電気を使いモーターを動かしています。そのモーター音が発電機の音の間からかすかに聞こえる部分が面白いです。もし次があるとすれば、バイノーラル録音や5.1chがあると嬉しいとも思いました。

鉄道はハイレゾに向いてる?

率直に言って向いていると思います。

ハイレゾの特徴は主に二種類あります。周波数とダイナミックレンジの拡張です。周波数に関しては通常CDが約20khzのところ、1チャンネルあたり最大48khz程度まで収録できます。ただ、20khz以上は人間はほとんど聞き取れないので効果は小さいと思います。

もう一つのダイナミックレンジですが、こちらは鉄道の録音で効果が大きいと思います。このダイナミックレンジは大雑把に言うと音量の幅のことです。この幅が小さいと小さい音から大きな音になったときに音が割れてしまいます。

鉄道録音の場合、通常走行音に合わせて録音ボリュームを調整すると鉄橋やトンネルを走っているときの音量上昇に耐えられず音割れが発生してしまいます。それが無くなるだけでもかなりのメリットです。

私も時々安いICレコーダーで走行音を録音したりしているのですが、理屈ではなく実体験としてどれくらい違うか気になるので、早くハイレゾにしたいと思いつつ伸ばし伸ばしになっています。最近は1万円程度から対応レコーダーが買えるのでそう遠くないうちに買い替えたいなと思っています。(そう思っていつも先延ばしにしてるのですが・・・)

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