2015年4月15日水曜日

好調な北陸新幹線と西へ向かうトワイライト




開業以降利用者数が好調な北陸新幹線とツアーの詳細が発表されたトワイライトエクスプレスについて紹介します。

好調な北陸新幹線

東京駅停車中の北陸新幹線E7系
東京駅停車中のE7系

JR西日本は2015年4月の定例会見で北陸新幹線が好調であることを発表しました。開業から1ヶ月間にあたる3月14日~4月13日の「上越妙高~糸魚川」間の利用者と、特急「はくたか・北越」の前年の利用者と比べると3倍近い293%の利用者があったとのことです。また、同じ期間の特急「サンダーバード」の利用者も104%で利用者の減少はありませんでした。

今のところの利用者の傾向としては「北陸~首都圏」の需要の伸びが一番のようです。一部ネットのニュースサイトなどで北陸新幹線がガラガラという記事がありましたが、新幹線化による輸送力増強によるもののようです。

今までは特急「サンダーバード」が最大9両で普通車4列シートだったのに対し、北陸新幹線E7系は普通車5列の12両編成です。グランクラスやグリーン車もあるので単純比較は出来ないものの、同じ1編成でも輸送量がだいぶ違うことが分かります。

西へ向かうトワイライトエクスプレス

以前JR西日本より運行を発表していた広島方面の寝台特急「トワイライトエクスプレス」のツアー募集が4月15日より始まりました。

今まではみどりの窓口で普通の特急列車と同じように乗車券を入手するの一般的でしたが、今度の運行では旅行会社を経由してツアーで予約する必要があります。

下関発の京都行き2泊3日のロイヤルが35万円、スイートが40万円になります。ダイヤの詳細はツアー旅行であるため発表されていませんが、6/1下関駅10:37発・6/2京都駅17:43着です。

現在予約可能な31日出発分はスイートは残り僅か、スイートはキャンセル待ちとなっていて満席になるのは確実なようです。

暫くは「下関~京都」間での運行ですが、7月以降は山陰方面での運行も検討されています。今までは頑張れば乗れる寝台特急でしたが、35万円からで随分遠くなってしまったものです。

0 件のコメント:

ブログ内を検索

スポンサーリンク

オススメの投稿

東武ファンフェスタ2023をレポート

 2023年12月03日に東武鉄道の南栗橋管理区で実施された2023東武ファンフェスタを紹介します。 東武鉄道唯一の車両基地公開イベント 東武ファンフェスタは1年に1回行われてる東武鉄道の車両基地イベントです。以前は東上線の森林公園でも車両基地イベントがあったので...