2016年11月25日金曜日

新駅「東武ワールドスクウェア駅」 2017年夏開業




東武鉄道は2016年11月25日に東武鬼怒川線の新駅として、東武ワールドスクウェア駅を開業すると発表しました。


東武ワールドスクウェアの目の前に

開業時期: 2017年夏
設置区間: 小佐越~鬼怒川温泉間

東武ワールドスクウェア駅は東武鬼怒川線の小佐越~鬼怒川温泉間に設置され、2017年夏より営業開始の予定です。構造は1面1線の駅です。プレスによると東武鉄道で10年ぶりの新駅だそうです。

東武沿線に住んでる方は「とおーぶーわーるどすくうぇあ~」のCMで知ってるかもしれませんが、東武鉄道は「東武ワールドスクウェア」というミニチュアのテーマパークを運営しています。この施設は東武鬼怒川線のすぐ横にはあるものの、最寄り駅が小佐越駅で800mほど歩く必要がありました。今回の新駅開業で、駅近徒歩0分といった感じになります。

産経新聞によると特急リバティも停車する予定だそうですが、おそらくSLを含めた全列車停車になるのではないでしょうか。

2016年11月19日土曜日

銀座線1000系 特別仕様車を二編成導入




東京メトロは2016年11月18日に銀座線開業時に運行していた車両を模した特別仕様車を、2017年1月より順次2編成運行すると発表しました。

浅草駅に到着する銀座線1000系
現在運行中の通常仕様の1000系

旧1000形のデザインがよりリアルに

導入車両数: 6両×2編成=計12両
運行開始時期: 2017年1月中旬より

現在銀座線では1984年より運行開始した01系を置き換えるべく、2012年より運行を開始した1000系が順次導入されています。この1000系は銀座線開通当初に運行していた、同名の車両1000形(以後旧1000形)を模したデザインとなっています。

今回の特別仕様車は「伝統×文化の融合」というコンセプトでリニューアルを進める銀座線で、「伝統」のコンセプトで通常運行・イベント時に楽しめる車両として製造されます。

導入される特別仕様車はより旧1000形に近づけたものとなり、この2編成の導入で01系の置き換えが完了する予定です。

運行は順次開始する予定です。1編成目の1139編成が2017年1月中旬より、2編成目の1140編成が2017年3月中旬を予定しています。

凝った特別機能も


外観-ライト・塗装・デザインの変更

通常の1000系のヘッドライトは中央に四角い2灯タイプが使用されており、旧1000形というよりは2000形などに近い印象のものでした。これが丸形の1灯タイプに変更されます。テールライトも丸形のものから、鍵穴型に変更されます。

車体の塗装はラインカラーの帯も廃止し、窓枠や乗務員用の握り棒なども含め徹底的に黄色く塗装します。終電靴と呼ばれる電気を受電する部品も、当時に近づけ赤く塗装されます。

1000系ではボディにアルミを使用し、凹凸の少ない滑らかなボディを実現しています。一方旧1000形では当時珍しかった鋼鉄を使用し、溶接などが未発達のため窓回りの強度を確保するために「ウィッド・シル/ヘッダー」とよばれる補強板をリベッドで打ち付けています。そのため特別仕様車は、「ウィッド・シル/ヘッダー」風の装飾を施します。ちなみにですが「ウィッド・シル/ヘッダー」は、JR東日本がイベント用に運行する旧型客車で今でも実物を見ることが出来ます。

内装-室内灯・手すり・化粧板の変更

室内灯に大幅な変更が加えられます。1000系では室内灯に白色LEDを採用していますが、特別仕様車では調光可能なLEDが採用されます。調光機能はご家庭で使用されてる方も多いと思いますが、LED電球の色を白・青・電球色などにする機能です。おそらく運行時の白熱灯風の色合いを出すためと思われます。

そして室内灯には特別な仕掛けがあり、ポイント通過時に電気が消える機能があります。銀座線の古い車両では、室内用の電源を供給するシステムが今と違い、ポイントを通過する歳に電気が消えてしまいました。その状態をイベント時に再現するために、今回の機能が搭載されました。プレスによると、最後まで運行した電気の消える車両は、1993年まで運行した2000形が最後となっています。

室内灯が消えると真っ暗になってしまうので、その時のためについていたのが予備灯です。この予備灯も再現されます。

旧1000形のボディこそ鋼鉄ですが、室内の座席などは木製でした。特別仕様車では木目調の化粧板で、木製に近い雰囲気とします。もちろんコストや整備性の問題もあるのでしょうが、地下鉄の厳しい耐火基準的にも木目調が精一杯と想像すると、ちょっと残念です。

旧1000形ではリコ式と呼ばれる跳ね上げタイプのつり革が使われていました。特別仕様車では、跳ね上げ機能はないものの、形状は近づけたものとなります。

その他にもステンレスの握り棒や車両番号・製造者銘板も真鍮風のものとなります。

2016年11月8日火曜日

マルチドア対応ホームドア「どこでもドア」実証試験へ




2016年7月12日に京浜急行は三菱重工交通機器エンジニアリング製のマルチドア対応ホームドア「どこでもドア」を三浦海岸駅で2016年秋ごろより1年間実証実験を行うと発表しました。
記事作成日: 2016.07.12/記事更新日: 2016.11.08

京急久里浜線三浦海岸駅に設置されたどこでもドア
10月24日より試験を開始した
どこでもドア


どんな扉でも大丈夫

「どこでもドア」は三菱重工交通機器エンジニアリングが開発したマルチドア対応というタイプのホームドアで、2・3・4扉と国内で運行する一般的なタイプの扉数全てに対応するよう設計されています。さらにこの柔軟性を生かし、ある程度の列車の停止位置のズレに対応することが出来ます。

現在実用化されているホームドアは基本的に決まった扉数のドアしか対応できず、様々なドア数に対応できれば多くの路線でホームドア設置可能駅は大幅に増えます。

現在京浜急行では羽田空港国際線ターミナル駅に3・2扉用のホームドアが設置されているだけで、他の駅には設置されていません。空港線に入線する乗り入れ車両や、2扉3扉の京急車については3つの扉のホームドアで対応可能ですが、4扉の800形が運行する区間ではホームドア設置が難しい状況です。

現在設置駅が一つであること、今回の実験結果でホームドア設置を含むホームの安全対策をするというのは、その辺りがあるようです。

10月24日より稼働開始

稼働時の様子

今回の実験では京急久里浜線の三浦海岸駅の下りホーム最後尾1両分で、2016年10月24日より実証実験を開始しました。

ホームドア「どこでもドア」のドア
大型の稼働ドアが採用されている
ドアの形状としては東京メトロ東西線九段下駅で試験が行われている、ワイドタイプのホームドアに似ています。1両あたりあるうち三つある扉のうち、2つがこのタイプの大型のものです。中央部については一般的なホームドアの扉とほぼ同じです。構造が複雑化・大型化しているため、開閉時にかかる時間は延びてしまっているようです。

どこでもドアの裏側
反対のホームよりみた裏側
扉を大型化した分駆動部などは比較的コンパクトにまとめられているようです。上の写真は反対のホームよりみたところですが、機械部分が入っていると思われるボックス部が意外と小さいのが分かります。

京急品川駅など朝ラッシュ時はとても混んでおり、特に北品川よりホーム端などはホームドアがあったほうが良いと思います。ただ、今回の「どこでもドア」の様子を見る限り、京急の使用環境ではまだまだ改良の余地があると思います。

最初にも書きましたがドアが大きくなった分、開口時の時間が伸びてしまっています。最近はホームドアの実績も増えてきたので、鉄道各社はホームドアと列車のドアをほぼ同じタイミングで閉めることで時間を節約しています。九段下のワイドドアタイプにも言えることですが、ドア幅が大きくなるとその手段が使えなくなります。しかも、ワイドタイプのホームドアが求められる駅は非常に高頻度な列車運転が行われていたりします。そう考えると、まだまだ改善が必要なのではないでしょうか。

2016年11月6日日曜日

銀座線2区間で11月に終日運休 珍しい逆走運転も




東京メトロは2016年9月13日に銀座線二区間で切り替え工事のための運休を行うと発表しました。

溜池山王行きの銀座線1000系電車
臨時で設定された
溜池山王止まりの電車


運休は2区間で計2回4日間

・渋谷~表参道 間
・青山一丁目~溜池山王 間

今回運休になるのは「渋谷~表参道」間と「青山一丁目~溜池山王」間で、11月5~6日と11月19~20日の計2回4日間を予定しています。万が一諸事情で工事が中止になった場合は、11月12~13日と11月26~27日に工事が実施される場合があります。

運休にならない「表参道~青山一丁目」間と「溜池山王~浅草」間では、運転時刻・本数を変更して運行します。

時間帯にもよりますが「表参道~青山一丁目」は12~22間間隔での運転、「溜池山王~浅草」間が3~15分間隔での運行となります。また、他社線での振り替え輸送も実施される予定です。

運休の理由は渋谷駅の工事

今回の運休の理由は渋谷駅の大規模工事のためです。渋谷駅では東急・JR・東京メトロの3社も含んだ大規模な改良工事を実施しています。その一環で銀座線渋谷駅のホームも、移設した上で新設されます。そのために必要なスペースを確保するために線路を若干移動させるのですが、そのための線路切り替え工事のために運休となります。

珍しい逆走運転も

「浅草~溜池山王」間の動画

「浅草~溜池山王」間については、行先こそ珍しいものの一般的な方法で折り返し運転が行われました。浅草駅については元々終着駅であるのでいつも通り方法でした。溜池山王駅については浅草から到着した列車は溜池山王渋谷寄りにあるポイントで転線したのちに、反対側ホームから発車していきました。

「表参道~青山一丁目」間の動画

一方「表参道~青山一丁目」間では、珍しい運行方法が行われました。「表参道~青山一丁目」には転線するためのポイントがないため、一般的な折り返し運転が行えません。なので、渋谷方面と浅草方面にそれぞれ列車を一編成づつ配置し、単線扱いによる折り返し運転が行われました。

例えば浅草方面B線の列車の場合、表参道を発車し青山一丁目に到着します。ここで客扱いをせずに、表参道まで逆走して回送します。そして表参道に到着後、青山一丁目行きとして再度客扱いをします。反対方向の渋谷方面は、この手順とまったくひっくり返しのことをします。

なので、お客さんにとっては表面上は。いつも通り運転しているように見えます。しかし、実際は複線を単線扱いにして2編成の電車を使い、本来の方向と同じ場合は客扱いして、逆方向の時は客扱いせずに回送して、いつも通りにみせかけているだけなのです。

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・解説
4月21日のダイヤ改正より特急リバティが運行を開始しました。走行映像から分割シーンまで、様々な場面を撮影してきました。