2017年1月13日金曜日

東武鉄道 ホームドアを31駅に設置へ




2017年1月13日に東武鉄道はホームドア設置を推進するとして、2020年度までに8駅・2021年度以降に23駅の整備を目指すと発表しました。

区間レベルでの設置を目指す

東上線中板橋駅を通過する東武10030系
ホームドア設置予定区間を走る
東武10030系

設置予定駅

野田線: 大宮駅
東上線: 川越駅、「 志木~池袋」間
伊勢崎線: とうきょうスカイツリー、押上、「北千住~北越谷」間

東武鉄道では東武東上線和光市駅、野田線(アーバンパークライン)柏駅・船橋駅にホームドアを設置していますが、新たに31駅の設置を目指すとしました。

2020年度までが東武東上線川越駅・志木駅・朝霞駅・池袋駅、伊勢崎線北越谷駅・新越谷駅・北千住駅・押上駅に設置する予定です。その他の駅につていは、2020年度以降となります。

今まで主要駅に設置するのみでしたが、今回初めて区間レベルの設置が発表されました。伊勢崎線の設置区間ですが、同区間は日比谷線直通車両がメインで運用される区間で、日比谷線直通車両が新型になるに伴い18mから20mになったため実現できたようです。

東上線の「志木~池袋」間は通過列車の多い区間です。東上線は通過線のようにホームから離れた線路を通過する設備はないので、通過列車の多い同区間の安全性は大幅に向上すると思います。「成増~池袋」間は都心特有の狭いホームのため、特に安全になると思います。

気になる優先順位や所要時間

いくつか気になった点の一つ目として、2020年度までの設置に朝霞台駅が含まれていないことです。

朝霞台駅は武蔵野線との乗換駅で、東上線でも混雑駅の一つです。ホームは狭いわけではありませんが、利用者数が多いために手狭になっています。さらに快速急行とTJライナー運行開始以降は、通過列車も多くなっています。その点で志木駅はTJライナーを除く全列車が停車の上、比較的ホームも広く朝霞台駅よりは安全に思えます。優先順位的には朝霞台のほうが上だと思うので、設置が2021年度以降になったのは不思議です。

次に気になったのは所要時間です。東上線はデジタルATCに切り替わる際にダイヤ改正を行いましたが、なんと遅くなりました。同時期に8000系が撤退したので早くなるかと期待していただけに、面をくらいました。それに加えホームドアが付くようになれば、更に遅くなってしまうのではと思います。

東上線には非インバーター車も多く、ダイヤ改正までにキビキビ走るような車両へ置き換えて所要時間の増加を抑えるのは難しい状況です。伊勢崎線についても今回発表された区間は既に加減速が良い地下鉄車中心の区間で、今以上の速度向上は見込めないと思います。

安全になること自体は良いことだと思います。しかし、近年どの鉄道会社も基本的な所要時間が伸びる方向でがっかりします。速度向上より安全性が優先度的に上なのも理解できますが、これに関しても何とかならないものかと思う次第です。

最後に気になるのはワンマン運転をどう考えているかです。ホームドアは補助金が出ますが、それでも大きな負担です。どこかでコストを減らするとなると、車掌を減らすワンマン運転が考えれます。

区間レベルでの設置が済んだ場合、設置区間については車外監視用カメラを設ければ、10両編成などでもワンマン運転が視野に入ってきます。そうすると伊勢崎線の「日比谷線~北千住~北越谷」や、東上線の「池袋~成増」・「有楽町線~和光市~志木」の列車などは、全区間車掌が居なくても運行可能になります。

2021年度以降の話なのでまだだいぶ先の話ですが、車掌さんが見られない列車が東武鉄道でも増えてくるかもしれませんね。



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