2016年2月8日月曜日

消える急行電車 ありがとう165系・475系 その2




前回の165系について書いた消える急行電車 ありがとう165系・475系 その1の続きです。
記事作成日: 2015.02.27/記事更新日: 2016.02.08

最後の交直流急行型電車「475系」


北陸本線直江津駅に停車中のJR西日本475系
北陸本線で運行を続ける475系
475系は165系の兄弟者にあたる車両で1960年代半ばから製造・運用が始まった交直流両用の急行形電車です。165系と同じように連続する勾配区間などに対応した車両です。165系同様抑速発電ブレーキやノッチ戻し制御に対応しました。

同じ頃に登場した455系との違いはモーターの付いてる電動車の対応する周波数が違いで、455系は直流と交流50Hzに対応、475系は直流と交流60Hzに対応となっています。モーターの付いていないクハなどは455系で統一されています。

直江津駅停車中のJR西日本475系国鉄色
国鉄色塗装の475系
475系が最後に運用を持っていたのが北陸地区です。運用区間は富山~直江津が中心となっています。2015年3月14日のダイヤ改正で北陸新幹線が延伸するのに伴い、同区間は第三セクターに移管され、それに合わせて撤退しました。

JR西日本が運行を続ける北陸本線のほかの区間についても、521系への置き換えが済んでいるいことや、車両自体が古いために定期運用からは離脱しました。

JR西日本475系車内
一部ロングシート化されている
475系も165系同様に急行運用から近郊・ローカル輸送へと役目を変えていきましたが、北陸地区の475系は先ほどの富士急2000形と違い比較的原型を留めた車両です。通勤用に一部座席をロングシートへ変更されたりしていますが、固定クロスシートも多く残っていてデッキも撤去されていませんでした。

この475系が引退することで、交直流両用形急行電車の幕が下ろされました。

107系と同じ経緯で生まれた413系

富山駅停車中の413系
北陸本線富山駅停車中の413系
2014年撮影
107系と似たような経緯で生まれた車両として413系があります。413系も交流型急行列車の主要部品を流用して、通勤にも耐えられる近郊型車両として製造されました。107系と違い車内はオールロングシートではなく、セミクロスシートが基本となっています。

413系はJR西日本や、あいの風とやま鉄道へ譲渡されラッシュ時に活躍しています。さらにJR西日本所属の2編成は、1両づつ455系が連結されています。

あとがき

急行電車というものが近いうちに姿を消すと思うので、今回の記事を書いてみました。種別としての急行列車は「はまなす」を残すのみとなってしまいました。その「はまなす」も北海道新幹線開通後に廃止になる予定です。この1年間が急行列車というものの転機の時となりそうです。

※関連記事
最後の夜行急行「はまなす」の魅力と今後

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

2015年3月14日のダイヤ改正で編成としては無くなってしまいましたが、残すは北陸地区で運行する413系2編成(B04・B11編成)に組まれているクハ455-701・702(413系改造時にサハ455より改造)の2両だけになりますね。七尾線色(赤色一色)で運行しております。
本当に寂しいです。

ttmjrm さんのコメント...

車両単位では運行を続けている車両があったんですね。今年の春までは賑やかだった北陸地区も、新幹線開業で大きく変ってしまいましたよね。EF81形は好きな機関車なので、先日回送されたEF510形で北陸で活躍する車両が置き換えられると思うと、そちらも残念に感じます。国鉄時代の車両はどんなに若くても30年近くは経っていますし、仕方ないですよね。

ttmjrm さんのコメント...

413系のコメントを頂いたので、簡単にですが記事のほうに反映させていただきました。

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