ラベル 東急電鉄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 東急電鉄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年6月17日土曜日

関東私鉄2023年新型車両動向まとめ




各社の事業計画などをもとに2023年の関東大手私鉄の新型車両動向をまとめました。私が理解している範囲で、現在の車両動向も解説します。

東武鉄道はスペーシアXのみで10050系ワンマン化と8000系一部線区全廃か

東武日光線を走るN100系SPACIA X
増備予定のSPACIA X
新造車両は特急用N100系スペーシアXの追加2編成です。その他に10050系2両編成を、7編成更新して佐野線・小泉線・桐生線用にするとしています。

N100系スペーシアXは東武鉄道のフラグシップ特急で、2023年7月に2編成が運行を開始します。100系スペーシアは既にりょうもうへ転用ではなく廃車が発生しているので、今回のN100系の導入でも廃車になる可能性は十分ありますが、ならない可能性が出てきました。8月より日光線の特急リバティを増車する関係で、100系スペーシア充当の列車が増えるので今後の需要次第となりそうです。

10050系は通勤電車で、2両編成はスカイツリーライン(伊勢崎線)での増結用して組み込まれ、単独での運行は行っていません。それをローカル線用にワンマン改造して投入されます。投入予定線区では2両編成の8000系が6編成運行されおり、今年度で一気に廃車となる見込みです。今後は3両編成の8000系で運行の伊勢崎線以北などにも投入され、減車されるのではと予想します。

西武鉄道は40000系のみ


新造車両は40000系4編成40両の増備です。車両更新で6000系1編成の制御装置とモーターの更新が実施されます。サステナ車両(他社からの中古車)にも言及はありましたが、準備を進めているとのみとなっています。

40000系は2017年から製造される通勤車両で、ライナー・通勤兼用のデュアルシートが10両6編成、通勤用が10両6編成在籍しています。最近は通勤用の増備と同時に2000系の中心に廃車が発生しており、この流れが今年も続くと思われます。

6000系は1992年~98年に製造された車両で、2014年以降に制御機器をとモーターの更新が行われてきました。今年は既に入場中の第1編成の6101Fが更新されれば、6000系全編成の更新が終了します。

東急電鉄は新車なし


東急電鉄は大井町線9000系・9020系置き換え用の車両製造に着手します。

9000系は1986年~91年に製造で15編成、9020系は1992年~93年に製造された2000系の改造車で3編成が在籍します。なので最終的には18編成の置き換えが行われる見込みです。今年度は着手とあるので、年度内の導入は無さそうです。また、田園都市線と大井町線にCBTCの導入をすると発表があったので、それを見据えた設計になると予想されます。

相模鉄道は21000系2編成で導入済み


相鉄は21000系8両2編成を導入し、予定数の9編成全ての導入が完了するとしています。既存車両については、リニューアルも実施されます。

相鉄は2023年3月15日開業した新横浜線直通用に10両編成の20000系と、編成数が8両編成になった以外はほぼ同じ仕様の21000系を導入していました。21000系を開業後すぐとなる3月末に第8編成と4月末に第9編成を導入したので、既に今年度分の新車投入は終了しています。

リニューアルの実施とだけあったので、具体的な数や内容は不明です。今年から車体を青くするヨコハマネイビーブルー化も再開されているので、更新分は実施されそうです。

小田急電鉄は3000形更新のみ


小田急は3000形6両3編成の更新のみで新車はありません。

3000形は2001年から06年に製造された車両で、昨年から新製日順ではなく6両編成に更新が実施されています。見た目では分かりにくいのですが、内容は制御機器から内装と多岐に渡り大規模なものとなっています。

京王電鉄は5000形1編成


京王はライナー拡充用に5000系1編成の増備と、8000系3編成26両の機器更新が実施されます。

5000系は京王ライナー・通勤者兼用に2017年から導入され、7編成が在籍します。これに加えて1編成が増備されます。

8000系は1992年から99年に製造された車両で、今までに車体更新と機器更新が別々に実施されてきました。実施両数が発表されているのは機器更新の方で、8000系には8両と10両が存在するので、8両2編成と10両1編成が実施される見込みです。機器更新以外についても昨年も平行されて実施されていたので、今年度もされる可能性が高いです。

京浜急行は10000形2編成


京急は今年度は1000形を8両1編成、6両1編成を導入と発表しています。車体更新は8両1編成、4両2編成が実施されます。そして2025年と26に20両づつ、計40両導入する予定です。

京急は2022年度に1500形の置き換えを発表しており、昨年度は新車導入がなかったにもかかかわらず、2023年3月に4両2編成の廃車が発生しています。なので、順当にいけば今年度も1500形の廃車が発生する見込みです。

車体更新は内装工事を中心としたもので、フリースペース設置・非常通報装置の増設・窓の開閉化が実施されます。走行機器は基本的に弄らないはずですが、窓が開くことになったため換気扇用の電源を撤去したりがあるので、小規模な機器の変更も発生する場合があります。

そして2023年以降として40両の新車が見込まれていますが、これは運賃の改定を国交省に申請する書類にあった数字で、参考程度のものとなります。ただ、この数字通りであれば、1500形は現在22編成138両在籍するので、置き換え完了までには時間がかかりそうです。

京成電鉄は3100形1編成と新車設計開始


京成電鉄は3100形1編成の導入と、新型車両の3200形の設計に着手と発表しました。

3100形は2019年よりスカイアクセス線用として導入されました。今年度分の1編成分が既に6月に出場しており、それを含めて7編成となりました。

そして設計に着手される3200形ですが、編成車両数が変更できる設計を予定しています。最近は西日本の0.5M車やJR東海のN700Sなど、需要の増減や転属時を考え、編成の組み換えが用意な設計が増えています。その流れの一つと言えます。

3200形の登場が決まったことで、3100形の増備が不透明にもなりました。根拠のない私の予想では、突発な理由で編成の増備が急がれない限り3200形の増備に一本化される気がするのですが、今後に注目です。

東京メトロは言及があるのは丸ノ内線のみ


東京メトロは丸ノ内線への新型車両導入するとしています。

東京メトロは導入車両数を毎年はっきりは発表しないのですが、昨年は丸ノ内線以外にも半蔵門線や有楽町・副都心線も言及していたのが、丸ノ内線のみとなっています。

有楽町・副都心線は増備終了とみても良さそうですが、半蔵門線は置き換え中の8000系が残っています。丸ノ内線は元々の計画だと2023年度中に02系全車置き換えの予定で、現在52編成中12編成が02系です。そう考えると今年度は集中的に2000系の増備が実施され、02系が全廃となるかもしれません。


2022年6月7日火曜日

報道の印象と違う?蒲蒲線計画の都と大田区の合意について解説




 大田区と都が2022年6月6日に合意した新空港線(通称:蒲蒲線)の発表内容について解説します。見ていただくと報道とは印象も変わってくる部分もあるかと思います。最初に簡単にまとめて細かい点を解説していきます。

京急1000形
蒲蒲線は京急への乗り入れも目指すが
実現なるか…

簡単には補助金の支払の一部と大田区が主体になることを合意

1 大田区は、整備主体となる第三セクターに出資、都市鉄道利便増進事業の採択に向けた調整など、本事業を推進する主体となる。

2 東京都と大田区は、都市鉄道利便増進事業の地方負担分について補助を行う。その負担割合は、東京都が3割、大田区が7割とする。 

3 大田区は、整備主体となる第三セクターとともに、本事業の事業計画の検討に当たり、事業費の圧縮に努める。 

4 本事業の都市計画決定及び都市計画事業認可の後、大田区が本事業を特別区都市計画交付金制度の対象事業とすることができるよう、東京都と大田区は調整を行う。 

5 空港アクセス利便性の向上に資する京急蒲田から大鳥居までの整備について、東京都と大田区は、引き続き実現に向けた関係者による協議・調整を行う。

6 上記合意事項の実現に向けて、東京都と大田区は、責任を持って必要な対応を行う。

大田区ホームページ
「新空港線(矢口渡~京急蒲田)整備事業について」より引用

上の文章は2022年6月6日大田区と都が合意した発表したことについて、大田区ホームホームページにあった内容です。

以上より簡単に解説すると、大田区が事業の中心となり、今後第三セクターを設立する。都と大田区で「都市鉄道利便増進事業」という制度の補助金の支払い割合を合意した。今後もコスト削減に努める。都と大田区で具体的な計画を決め、特別区都市交付金という都からの出資を受けられるようにする。今回決まったのは東急多摩川線矢口渡駅~京急蒲田間で計画路線の一部分、京急蒲田~大鳥居間は今後も協議する。それらが実現できるよう、都と大田区は努力するといった具合です。

実際に路線建設に至るには様々な申請が必要で、そういったことはまだと分かります。なので建設を決定したわけではありません。

それではそれぞれについて、1~6を細かく見ていきたいと思います。

1.大田区が中心に事業を進める

この新規路線は線路や駅を第三セクターが建設し保有し、東急など鉄道会社へレンタルして実際に運行を行してもらう想定です。なので、大田区が第三セクターに出資することで、中心的に事業を進めることができます。それで中心に事業を進めるとなったのです。

都市鉄道等利便増進法というのがあり、その法律に基づいて行われるのが都市鉄道利便増進事業です。これを利用すると国・自治体が3割づつ費用を補助金で負担してくれて、実際の支払いは残り3割のみでよくなります。なので事業が認可されるように努力するということです。

2.都と大田区で補助金の支払い割合決定

先ほどの都市鉄道利便増進事業で自治体が3割支払うとありましたが、この割合を都が3割・大田区7割と決めたということです。総事業費が1360億円の予定なので、単純計算で自治体支払い分が3割で453億円、大田区はその7割で約317億円支払うことを合意したことになります。

実際には都からの資金や第三セクターへの出資があるので、支払い金額はそこから増減します。

3.コスト削減を頑張ります

これに関してはあまり言うことはないのですが、1000億円を超える事業なのでコスト削減を頑張りますというこです。

4.東京都からの資金を受けられるようにする

簡単に言うと計画をちゃんと決めて、都から認可してもらい、都から資金を受け取れるようにするという話です。

この辺りは私も理解しきれてないので、間違っていたら申し訳ないのですが、解説していきます。

都市計画法という都市の開発に関する法律があるので、まず大田区が具体的な計画を決めた都市計画を決定します。そうすると都道府県、この場合は都が認可することで、都市計画事業というものになります。そしてその財源が都が交付する特別区都市計画交付金制度というわけです。

5.今決まっているのは路線の一部分

今回の話の対象となっているのは、「矢口渡~京急蒲田」間で計画の一部のみ、「京急蒲田~大鳥居」間は引き続き調整するということです。報道によると2030年代に、部分開業を目指すとしています。

新空港線(通称:蒲蒲線)は東急矢口渡駅から蒲田駅・京急蒲田駅を経て、京急空港線大鳥居駅まで繋がる路線です。元々「矢口渡~京急蒲田」間を第一整備、「京急蒲田~大鳥居」間を第二整備として分割して建設する予定です。なので、第一整備の区間のみ話がまとまったということです。

6.これからも対応を続けていく

このように見ると実際の路線新設にまだまだなことだらけとわかります。なので、引き続き都と大田区がで対応していくということです。

以上が大田区と都が合意した内容の解説です。こうやって見ると報道の内容や印象と違うところも見えてきたのではないでしょうか?

関連記事


蒲蒲線(新空港線)ってどんな計画でメリットや問題は?




 羽田空港へ向かう新空港線として計画されている通称「蒲蒲線」が、どんな計画でどんなメリットや問題があるのか紹介します。

記事作成: 2022.06.06/記事更新: 2022.06.07

そもそも蒲蒲線って?

東急5050系
蒲蒲線に乗り入れるかもしれない
東横線の列車
蒲蒲(かまかま)線という通称で呼ばれている新空港線ですが、東急矢口渡駅から京急大鳥居駅までを結ぶ計画の路線です。

東急多摩川線矢口渡駅を出て環八を越えたあたりで分岐し、まず地下に潜ります。そこから蒲田駅・京急蒲田駅を経て、京急空港線の大鳥居駅手前で空港線に合流し、大鳥居駅に至ります。そこから京急空港線に乗り入れて、羽田空港を目指します。蒲田駅と京急蒲田駅を結ぶのが、蒲蒲線という通称の由来です。

これによって東京メトロ副都心線・東急東横線方面から東急多摩川線を経由して列車を乗り入れさせ、東京西部や埼玉方面からの羽田空港へのアクセス向上を狙っています。

矢口渡~京急蒲田間を「一期整備」、京急蒲田~大鳥居間を「二期整備」とし、二段階で新設する計画です。一期整備区間を2030年代までに完成を目指しています。

計画の中心は大田区が担います。線路などの設備を大田区が出資する第三セクターが整備し、実際の営業は東急が運行することを大田区は想定しています。総事業費は1360億円を見込んでいます。

どこまで計画は進んでいるのか?

必要予算や路線の大まかな計画を立てるところは既に完了していて、予算の出資割合や出資者を募っている段階です。今決まっているのは都と大田区が補助金の支払いについて、一部合意しているところです。

この後に出資者同士や運営を委託する東急などと調整を行い、実際に国などに計画を申請して認可や補助金などを受けられるようにし、実際の建設に移る必要があります。なので、かなり実現性が高まっていますが、まだ本当に計画が実施されるか分からないところがあります。

時間よりも乗り換えの楽さ?

効果が期待させている東横線方面渋谷駅から、どんぶり勘定ですがどの程度早くなるか予想してみたいと思います。

今の山手線・京急の場合、山手線「渋谷~品川」間が約13分、京急「品川~羽田空港第1・第2ターミナル」が快特で約15分、乗り換えが5~10分と考えると32~37分といったところでしょうか。

東急経由で東横線「渋谷~多摩川」間が現在と同じ急行で約13分、多摩川線「多摩川~蒲田」間は現在と同じ普通で11分と想定、「蒲田~京急蒲田」間を3分程度と想定、京急線「京急蒲田~羽田空港第1・第2ターミナル」は現在の急行と同じ11分と想定で、38分程度という予想になります。

蒲蒲線への列車を東急線内特急で、京急蒲田から大鳥居以外止まらない快特とほぼ同じ停車駅にすれば、もう少し早くはなるかもしれませんが、5分早まれば御の字といった具合だと思います。ただ、後述する東急線の本数や京急の立場を考えると、特急や快特並みにするのは難しいとも思います。

こう見てみると時間的には大幅に早くなるかは微妙なところです。ただ、計画が謳う通り東横線や副都心線方面からであれば、乗り換えがなくなる分こちらを選択する人も少なくないと思います。

もう少し具体的なメリットは?

想定としては東横線・副都心線を経由して東武や西武からの列車も直通することで、新宿方面に埼玉方面からの羽田空港へのアクセスが向上します。南北線や都営三田線と直通する目黒線からも東横線に簡単に乗り換えられるので、多くの人が羽田空港へアクセスする際に楽になると思います。

蒲田駅と京急蒲田駅は800mほどあります。そこが鉄道で結ばれれば大田区内の移動も楽になります。

鉄道会社としては東急と京急が関係してきますが、東急に関しては主体が大田区であるので、比較的小規模な投資で新たな乗客を確保できる可能性があり、乗らない手は無いといった感じです。

一方で京急は微妙な立場です。アクセス向上の期待できる東京西部や埼玉方面の乗客は、今であれば品川から京急に乗って、羽田空港に向かう乗客が多く含まれています。品川から羽田空港と大鳥居から羽田空港では、当然前者のほうが京急の利益は多くなります。しかし、新しい経路での需要創出が多少考えられる事や、JRも新しい羽田空港への路線を計画しているので、乗らざる得ないといった状況なのではないでしょうか。

そして主体となる大田区としては、この新路線による効果で街づくりの起爆剤としようとしています。具体的にはリニア完成による羽田空港の国際線への発着枠増加するとの予想からの外国人需要の増加、空港や京浜工業地帯への近くという立地、飲食店の多い土地柄、そういったものを絡めて街の活性化や企業誘致へ繋げようと考えているようです。

大田区民の負担は少なくない

予算について実際に決まったわけではありませんが、今決まっている都市鉄道利便増進事業の負担割合を見るに、単純計算300億円を少し超える負担は決まっています。第三セクターへの出資も考えると、ほかの補助金などを活用しても300億円は確実に越える負担になりそうです。

ただ、大田区は区の予算を3000億円で組める規模なので、普通の都市では考えられない予算規模でも、何とかならないわけではありません。しかし、区民への負担は決して小さくないと言えます。

難しい車両の問題

予算さえ付けば第一期整備の矢口渡~京急蒲田間は、実現可能です。ただ、車両や運用については、調整がかなり面倒になりそうです。多摩川線の列車が乗り入れるだけであれば問題ないのですが、東横線方面からの列車乗り入れが多摩川線を走るのに課題があります。

最初に車両についてですが、多摩川線の列車は18mの3両固定編成です。東横線や副都心線の列車は、20mの8両か10両編成のどちらかです。多摩川線の列車が東横線方面へ乗り入れるのは、需要に対して車両数が少なすぎる上に、ホームドアの問題があります。東横線の列車が多摩川線方面へ乗り入れるには、18mより長い20mへ車体・8~10両の長い編成に対応できるよう、線路や駅を様々な改造が必要があります。ただし、車体の問題に関しては、18m路線の20m化は日比谷線という例があるので、線路側は最低限で主に車両側の対応で可能な場合もあります。

運用については東横線があっちこっちに乗り入れているので、そこへ更に乗り入れ路線を増やすという点です。東横線はみなとみらい線・東京メトロ副都心線が既に乗り入れており、さらに東急新横浜線が乗り入れる予定で、各乗り入れ路線には更に複数の路線が乗り入れてます。既に超複雑な乗り入れ路線網に、更に多摩川線経由で蒲蒲線乗り入れるという問題があります。

また、多摩川線は今は普通列車しか運行しておらず、特急など駅を通過する列車はありません。もし特急として走らせるのであれば、駅を通過できるようダイヤや設備の調整が更に必要になります。

難しい線路の幅の問題

第一整備までは、面倒というだけで不可能ではありません。問題は第二整備の京急蒲田~大鳥居間です。

大鳥居から先は京急の線路を走るわけですが、京急の線路幅は1435mmで東急の線路幅は1067mmで幅が違い、このままでは走れません。技術的には線路を4本や3本ひいて、両方の幅に対応させることは可能です。しかし、線路が増える分メンテナンスが大変になり設備故障原因も増えるので、鉄道会社的にはやりたくないというのが本音です。

フリーゲージトレインという線路の幅が違っても走れる車両を使う案もあるのですが、車体コストが高くなることや開発がとん挫に近い状態で完成していないので、現時点では案としてはほぼ無い状態です。

さらに空港線は結構な本数の列車が走っているため、京急としては、お客さんを取られてしまうかもしれない蒲蒲線からの列車へ本数を割きたくないとも想像できます。

そういった理由から京急への乗り入れに関しては、実現が疑問視されているだけでなく、京急へは京急蒲田での乗り換えで対応して、第一整備で計画が打ち切りになるのではという見方もあります。

関連記事


2022年1月30日日曜日

まさかの東武乗り入れ ー 相鉄・東急新横浜線2023年開業




2023年春開業予定の相鉄・東京新横浜線「日吉~羽沢横浜国大」について、鉄道趣味的な観点から概要を解説します。

記事作成日: 2022.01.29/記事更新日: 2022.01.30

東急5050系
乗り入れに使用予定の東急5050系

開業区間は10km

相鉄・東急新横浜線路線図
新横浜線路線図

2023年3月に開業する予定の区間は東急日吉駅~相鉄横浜国大駅の約10kmとなります。

相鉄側が既に開業している相鉄新横浜線西谷~羽沢国大駅から4.2㎞1駅延伸する形で、東急側からは日吉駅から途中に新綱真島駅を挟んで2駅延伸する形で5.8kmの新線東急新横浜線が開業します。

これは「神奈川東部方面線」と呼ばれていたもので、「相鉄⇔JR」の相互直通と「相鉄⇔東急」の相互直通二つの計画をまとめていたものです。既に羽沢横浜国大駅より行われている相鉄とJRの乗り入れに加えて、今回の新線開業ですべて完成となります。

これにより東急方面から東海道新幹線新横浜方乗り換えの利便性向上や、相鉄方面からの都心への利便性向上が期待されています。

相鉄側から新横浜駅へが10・8両編成がラッシュ時10本・日中4本、東急側から新横浜駅へが10・8・6両編成がラッシュ時14本・日中6本の運転予定です。

新横浜駅が唯一2面3線の日常的に折り返し可能な駅なので、6両の列車はそこまででそれ以外が相互直通する形になるようです。

新横浜駅には5社11路線の超複雑乗り入れ

東急が複数の路線と乗り入れていることや、相鉄が東急線から更に地下鉄経由して「渋谷・新宿・永田町・大手町」など都心への乗り入れを目的としていたため非常に複雑な乗り入れになってしまいました。

東急からは「東横線・目黒線」、相鉄からは「相鉄本線といずみ野線」が乗り入れます。

それに加えて東急東横線を経由して「東京メトロ副都心線とその直通先の東武東上線」の2路線、東急目黒線を経由して「東京メトロ南北線とその直通先の埼玉高速鉄道」と「都営三田線」3路線が乗り入れます。

路線の分岐駅である西谷と日吉は折り返し設備は比較的充実している駅なので、ダイヤ乱れ時の影響はある程度抑えられると思います。しかし、これだけの複雑だと、どこかの路線の運休など大きなダイヤ乱れが起きると、小さな影響は波及してしまうと思います。

まさかの東武鉄道参入

そして誰もが予想だにしていなかったのが東武鉄道東上線の直通です。乗り入れ区間も最近観光客が増えてる川越までではなく、東上線の10両編成の列車乗り入れ可能最北端の小川町までを予定しています。一方で東武鉄道と同じような境遇の西武鉄道は乗り入れは、需要などから今のところする予定は無いと発表しています。判断としてはこちらが無難です。

これにより東上線からは新横浜駅での新幹線乗り換えや日産スタジアム(横浜国際総合競技場)へ行きやすくなり、相鉄方面からは川越観光や小川町・長瀞方面の観光やトレッキングがしやすくなります。

今でも東上線は東急・メトロの車両を使って「元町・中華街⇔小川町」に東上線無料最優等列車の快速急行を運転しているので、確かに下地はありました。

しかし、はっきり言って東上線が乗り入れる意味は、利便性や観光の意味から考えてもほとんどありません。東上線から東海道新幹線を使うならそれこそ品川駅で良いですし、相鉄方面から川越・小川町方面への観光需要の掘り起こしを期待するのは難しいのは明白です。案内に東上線が入ることで、多少認知度向上が狙える程度が分かりやすいメリットだと思います。

西武鉄道も似たような取り組みとして「元町・中華街⇔西武秩父」を繋ぐS-Trainを運行していますが、遠さだけでなく指定席料金の値段も相まって苦戦しており、それが乗り入れをしない決断に繋がったと思います。

そういった状況でも最近の東武鉄道は比較的チャレンジしようとしているので、その一環なのだと思われます。相当な工夫が必要だと思いますが、どう需要を掘り起こすのかも注目です。

様々な車両が乗り入れ予定

相互乗り入れがほぼ確実な車両
相鉄: 20000系・21000系
東急: 5050系・5080系・3000系・3020系

新横浜まで乗り入れる可能性がある車両
都営: 6300形・6500形
東京メトロ: 9000系
埼玉高速鉄道: 2000系

乗り入れるかもしれない車両
東武鉄道: 9000系・9050系・50070系
東京メトロ: 10000系・17000系

参考-JR相鉄相互直通車両
相鉄: 12000系
JR: E233系7000番台

はっきりしたことは実際の運行開始までは分かりませんが相鉄と東急の相互直通を行う車両として、新横浜線の事業者である相鉄と東急の車両が使用されるようです。2社の車両は両方の路線へ乗り入れ可能なよう信号システムの工事が完了されています。東急車は5050系が西武・東武含めた全線乗り入れ可能、それ以外の東急・相鉄車は東武・西武以外の直通先全路線に乗り入れ可能な仕様です。

一方で都営・東京メトロ・埼玉高速鉄道の車両は相鉄への乗り入れ工事が確認されておらず、新横浜駅までかイレギュラー運用時のみ新横浜駅までとなる可能性が高そうです。埼玉高速鉄道などは特にそうですが、事業者によってはメリットが小さく乗り入れに工事・メンテナンス費用がかかる乗り入れには消極的です。そういった事情によるものと思われます。

東上線への乗り入れは本数が相当少ないと予想されるので、相鉄と東上線両方が乗り入れ可能な東急5050系を使うのが一番簡単な方法です。ただ、技術的には新横浜駅まで乗り入れ可能なはずなので、東武車乗り入れも可能性としては僅かに残っています。また、副都心線で使われている10000系や17000系が乗り入れることは運用が複雑になるので無いと思いますが、技術的には東武車同様に可能なので、可能性としては同様という具合です。

参考ですがJRと相鉄の相互直通車は、信号システムの関係や地下鉄乗り入れ装備がないため東急・地下鉄方面への乗り入れができないため、JRと相鉄のみの相互直通となります。

現状わかっている情報としてはこのような感じです。この記事は順次加筆・修正していく予定です。



2019年11月29日金曜日

新横浜線部分開通 相鉄は都心へ




JRとの直通ため、相模鉄道新横浜線が2019年11月30日に開通します。相鉄新横浜線を中心に、今後開通する東急新横浜線についても紹介します。

記事作成日: 2018.12.14/記事更新日: 2019.11.29
※記事更新に合わせて記事タイトルも変更しました。


JR東日本E233系7000番台
新横浜線に乗り入れる
埼京線・川越線 JR東日本E233系7000番台

新横浜線開通で渋谷・新宿方面へ

相鉄ではJRと東急に直通するために工事を進めてきましたが、2019年11月30日に相鉄新横浜線が部分開通します。これにより相鉄とJR湘南新宿ライン・埼京線・川越線が直通することになります。渋谷駅や新宿駅を経由し最長距離を走る列車では、「相鉄海老名駅~JR川越線川越駅」を結ぶことになります。「海老名~横浜~新宿」間の場合、現状1時間10分~1時間30分程度の時間が、どの時間でも安定的に1時間程度で結ばれます。「海老名~新宿~川越」の最長列車の場合、2時間程度で結ばれます。

更に2022年下記には相鉄新横浜線が横浜国大駅より新横浜駅まで延伸し、東急が新横浜駅から日吉駅まで東急新横浜線を開業し、相鉄から東急東横線・目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道と4社へ乗り入れる予定です。

最終的に相鉄新横浜線と東急新横浜線が開通するわけですが、これは西武有楽町線と東京メトロ有楽町線と似た命名方式です。

運賃は横浜経由が安い

JRとの直通にあたり、乗り継ぎ割引の設定はありません。更に新線建設や高架化など多額の費用がかかる時に設定される、割増料金にあたる加算運賃が30円設定されます。そのため目的地によって横浜経由のほうが、安くなる場合が多いので注意が必要です。

たまに使う方は良いのですが、頻繁に使う方は利便性・時間・運賃のバランスに注意が必要です。

埼京線は一部減便へ…

埼京線の快速の「武蔵浦和~大宮」間が各駅になり、その分同区間の各駅停車が減ります。通勤快速については変更がありません。

日中の快速がメインということや、湘南新宿ライン・上野東京ラインと新宿・東京方面の速達列車が拡充されたことにより、影響は小さいと思います。しかし、影響がないわけではないので、嬉しいとも言えないのも事実です。

当面はJRがE233系・相鉄が12000系を使用

乗り入れに使用されるのはJRがE233系7000番台で、埼京線・川越線で使用されている車両を使います。乗り入れに合わせて増備が行われました。運用としては「海老名~川越」駅間で、全区間で運用されます。

相鉄側はJRのE233系をベースとした11000系に更に手を加えた、12000系を使用します。こちらの運用区間は「海老名~新宿」駅間の予定です。

内装と外装に違いはあるものの、どちらも基本的な仕様は同じです。12000系もATACSを搭載するので、運用上は全区間可能です。

また、相鉄線は信号システムをJRと同じ仕様のATS-Pに変更しています。そのためJR東日本の車両であれば、理論上は殆どの車両が相鉄に乗り入れ可能です。更に将来相鉄に乗り入れるであろう東急・メトロ・都営車についてもJRと同じATS-Pを搭載するようになるので、相鉄乗り入れ対応車はJRへの直通が可能になります。昔みたいな伊豆急直通の東急車など、見てみたいものです…

東海道貨物線の更なる旅客線化

JRへの乗り入れでは羽沢横浜国大駅からはJR方面への分岐があり、東海道貨物線を経由し鶴見で横須賀線と合流し、湘南新宿ラインと同じ経路で渋谷・新宿方面を目指します。東海道貨物線は現在一部の列車が旅客営業する以外は、貨物列車しか運行していません。この乗り入れで初めて一日を通しての旅客営業が開始されます。

利便性向上と複雑な乗り入れの課題

今回の新横浜線には、JR東日本湘南新宿ライン・相鉄本線が乗り入れる予定で、今後東急東横線・目黒線が乗り入れる予定です。これにより相鉄各駅から渋谷・新宿方面には二経路で、目黒方面には一経路で行くことが可能になり、利便性が向上することは間違いありません。

東急線は更に東京メトロ副都心線・南北線、都営三田線などと一体で運行を行っており、JR湘南新宿ラインは埼京線との一体運行を行っています。なので、乗り入れ先の路線が遅れることで、超広範囲に遅れが広がる可能性があります。

西谷駅・羽沢横浜国大駅・日吉駅などで、どこかで運休が発生した時には乗り入れ中止の対応が行われると思います。なので一つが止まって全体が止まるというようなことは無いと思いますが、軽微な遅延が大規模に広がることは避けられないでしょう。


2019年3月26日火曜日

東急2020系・6020系 2018年春運転開始




2017年3月17日に導入を発表し、2018年3月28日より運行を開始した東急電鉄2020系を紹介します。2017年10月12日導入を発表し2018年3月28日より運行を開始した東急6020系や、2019年3月26日導入が発表された3020系もう紹介します。
記事作成日: 2017.03.21/記事更新日: 2019.03.26

2018年春から順次運行

東急電鉄8500系
東急電鉄8500系
田園都市線では2017年度現在古い順から、8500系・8590系・2000系・5000系の4種類が運行されています。この中でも8500系は1975年に登場した古い車両で、5000系などで置き換えが行われていきましたが、まだまだ多くの車両が運行している状況です。

東武伊勢崎線で乗務員訓練を行う東急電鉄2020系
東武伊勢崎線で乗務員訓練を行う東急電鉄2020系
8500系の置き換えを含めた理由で投入されるのが、2020系です。2020系の前は6000系が最新形式でしたが、2020年オリンピックや2022年の東急100週年に向けて、変則的に2020系という車両形式が当てられました。2018年春に最初の3編成が運行開始し、その後も順次投入が続けられます。


5000系から一新

田園都市線の主力で最新形式の5000系と比べると、外観と内装は一新されます。外観は窓下に帯があるデザインから、ホームドアを見据えた車両上部に白とラインカラーの緑の帯をあしらったデザインとなります。

伊勢崎線を走る田園都市線の5000系
東急5000系
先頭車両のヘッドライトは首都圏の車両では珍しく、上部の行先表示器横に左右一つづつと連結器上の部分に左右二個づつと、計6つのヘッドライトが装備されます。山岳地帯や降雪地域では見通しを良くするため多くのヘッドライトを装備するのは珍しくありませんが、首都圏の通勤列車では珍しいです。

E235系の網棚上の液晶モニター
E235系の網棚上の液晶モニター
車内の内装は山手線E235系に近いものとなっています。各車両に車いすやベビーカー用のフリースペースを配置します。液晶モニターはドア上だけでなく、網棚上にも設置されます。座席は5000系の一部車両で採用されはじめているハイバック仕様で、座面の改良のほか背もたれが大型化されていて、通勤用の座席の中でも凝ったものとなっています。そのほかに空気清浄機も搭載されます

モーターなど電装系も最近の車両では一般的なものとなるようです。次世代半導体となるので、近年の標準SiC半導体を使用した高効率なインバーターが採用されるようです。さらに車両のモニタリング装置も従来より強化され、故障の防止に努めます。

注目すべきはブレーキシステムで、路面ブレーキとディスクブレーキの併用が復活しました。2000系などでは動力台車は路面ブレーキで付随台車はディスクブレーキとしていました。しかし、3000系以降は路面ブレーキに一本化されています。この後東横線で5000系が降雪時に雪やゴミでブレーキ力が弱まり、前方に停車する列車へ後続列車が追突する自体が発生しました。これを受けて復活に踏み切ったのではと思います。

2018年3月28日より運行開始へ

半蔵門線押上駅に到着する東急電鉄2020系
半蔵門線押上駅に到着する
東急電鉄2020系
2018年3月28日より運行を開始しました。田園都市線で運用されている車両は、8590系を除き東京メトロ半蔵門線を経由し、東武伊勢崎線まで直通運転を行います。しかし、2020系は当初半蔵門線の終点押上駅までの運用でした。運転台には田園都市線・半蔵門線内のみの運行を示すシール、通称サークルKマークが貼られています。

東武鉄道70000系と並ぶ東急電鉄2020系
東武鉄道70000系と並ぶ乗務員訓練中の東急電鉄2020系
営業運転前なのでサークルKシールが貼られている
田園都市線と半蔵門線での運行を開始した後に、乗務員訓練を東武伊勢崎線で行い、2018年10月1日より伊勢崎線への乗り入れを開始しました。



姉妹車6020系大井町線導入へ

急行運用に入る東急電鉄6020系
営業運転中の東急電鉄6020系
2017年10月12日に2020系とほぼ同一設計の6020系を2018年春に、大井町線へ導入すると発表しました。大井町線の急行用としての導入で、2編成14両が導入されました。運行は2020系と同じ、2018年3月28日より開始しています。

東急電鉄6020系Q SEAT
Q SEAT
基本的には2020系と同じ仕様ですが、大きく違うのは「Q SEAT」が連結されていることです。7両編成のうち1両がQ SEATで、座席が通常のロングシートではなく座席の方向が転換出来るマルチシートを採用しています。この車両は一部列車で指定席となり、着席保証サービスを12月14日からスタートしています。

更に姉妹車3020系導入へ

東急電鉄は2019年3月26日に目黒線へ3020系を導入すると発表しました。2019年秋に6両3編成が投入されます。

2022年度からは目黒線が8両編成化するので、数年だけ6両で運行するとみられます。なので、6両が見られるのは短い期間となりそうです。


2018年11月24日土曜日

走り続ける日本初オールステンレス 東急7000系・7700系




東急電鉄を7700系が2018年11月24日で引退し、東急電鉄では日本初のオールステンレス車の流れを引いた車両は、全て無くなりました。しかし、その頑丈さから東急以外では活躍を続けます。そんな7000系や7700系について焦点をあてます。

さよなら東急電鉄7700系

池上線を走る東急電鉄7700系
池上線を走る
東急電鉄7700系
東急電鉄ではステンレス車体の車両を製造すべく、当時最先端のステンレス車両を造っていたアメリカのバッド社からライセンス購入を行い7000系を製造しました。それ以前にも車体にステンレスを使った車両はありましたが、全ての部材がステンレスというわけではありませんでした。7000系はステンレス製で錆に強いというだけでなく、アメリカの車両設計を基礎としていました。アメリカの場合車両同士の衝突なども想定するので、日本向けに変更した部分もあったでしょうが非常に頑丈につくられていました。今のステンレス車両は軽量化と共に衝突時に衝撃吸収を行うので、安全性という面では比較は難しいのですが、単純な頑丈さで言えばおそらく7000系の上です。そして、7000系は1962年に東急電鉄で運行を開始し2000年に引退しました。

引退直前の7700系

7000系の流れを受け継いでいたのが、1987年に誕生した7700系です。7000系の頑丈なので車体だけ流用し、電装部品を抵抗制御からVVVFに変更したり台車を8000系と同じものにするなど、大幅な改造が施されて誕生しました。最終的にはワンマン化や方向幕のLED化にまで対応したので、外観以外は常に時流にあった改造が施されていました。そんな7700系ですが、2018年11月24日をもって東急では最後まで運行されていた池上線・多摩川線を去りました。

走り続ける7000系

福島交通7000系
まもなく引退する
福島交通7000系
東急電鉄では2000年に引退した7000系ですが、地方私鉄では運行を続けています。現在運行を続けているのは、青森県の弘南鉄道・石川県の北陸鉄道・大阪府の水間鉄道・福島県の福島交通の4社です。

豪雪地帯の場合鋼鉄車両が腐食したりしますが、オールステンレスの強みを生かして雪の少ない東京から移っても元気に走ることが出来ます。

ただ、栄転先でも引退の影が迫っています。福島交通では東急電鉄より東急1000系を購入し、順次置き換えを進めています。2019年度より全てが1000系になるので、東急時代と同じように後輩形式に仕事を譲ることになります。

一方で水間鉄道では2006年より数年かけて更新工事を行っているので、こちらはしばらく安泰のはずです。弘南鉄道・北陸鉄道でもいずれ置き換えがあるでしょうが、今のところは大丈夫そうです。

7700系は養老鉄道へ

一方7700系については(3両×3編成・2両編成×3編成)が、新たに岐阜・三重県を走る養老鉄道へ譲渡されます。譲渡されるにあたり、様々な改造されます。車内については座席を一部クロスシートに変更、運賃表を設置します。外観については半分の編成は緑のラインになりますが、もう半分は東急時代のデザインを維持したままとなります。3両編成そのままの車両と、1両減らして2両編成の車両の二種類が登場します。パンタグラフはシングルアームに換装されるようです。

面白いことに改造が行われるのは、近鉄の工場となります。養老鉄道は赤字に苦しむ近鉄養老線を救うために、子会社として分離して誕生した鉄道会社です。養老鉄道の出資者の100%が近鉄の完全子会社なので、実質近鉄の一部です。なので、改造は近鉄の工場という面白い分担となりました。

こちらのほうはこれから運行を開始するので、末永く活躍を見ることが出来そうです。がんばれ7700系!


2016年12月9日金曜日

今年は減便 臨時電車「みなと横浜 初日の出号」運行




2016年12月8日に東武・西武・東急・東京メトロ・横浜高速鉄道の5社は、2017年1月1日に臨時電車「みなと横浜 初日の出号」2本を運行すると発表しました。昨年まで運行されていた「天覧山 初日の出号」は運行しません。

臨時電車で使用される東急電鉄5050系4000番台
臨時電車で使用される
東急電鉄5050系4000番台

2列車の紹介

「みなと横浜 初日の出号」は、2013年3月の東武・西武・東京メトロ・東急・横浜高速の5社直通が始まって以来、毎年元旦に運行されています。昨年までは元町・中華街発で飯能行きの「天覧山初日の出号」も運行されていました。毎年始発駅の鉄道会社以外の車両で運行されるのが特徴です。

東上線発「みなと横浜 初日の出号」

車両: 東急電鉄5050系4000番台
ダイヤ概要: 森林公園3:50→元町・中華街5:55

今年の車両は昨年とは違い、通常仕様の東急5050系4000番台となります。ちょっと残念です。

森林公園を3:50に出発し、臨時列車として東武東上線は各駅、東京メトロ副都心線・東急東横線武蔵小杉までは急行運転で運行します。5:31発の武蔵小杉から先元町・中華街までは、休日ダイヤの武蔵小杉発の始発列車と同じダイヤでの運行です。

2016年の「みなと横浜 初日の出号」で使われたSHIBUYA HIKARIE号
2016年の「みなと横浜初日の出号」
※関連記事(2016年の運行の様子)
3年目突入 「みなと横浜 初日の出号」「天覧山 初日の出号」運行

池袋線発「みなと横浜 初日の出号」

車両: 東急電鉄5050系4000番台
ダイヤ概要: 小手指3:58→元町・中華街5:29

こちらも昨年度と違い、東急5050系4000番台が使用されます。西武線内は快速運転、小竹向原から4:52発の渋谷までの副都心線内は急行、渋谷から5:29着の元町・中華街までの東横線・みなとみらい線内は特急運転です。昨年までは飯能始発でしたが、運転区間が縮小され小手指始発になりました。

保谷駅4:14発→池袋行きの各駅列車が、練馬駅で接続を行います。こちらは去年と同じです。



2016年6月8日水曜日

最後の6扉車は総武線か田園都市線か? 消える6扉車




過酷な通勤ラッシュを少しでも改善するために苦肉の策で生み出された6扉車が消えようとしています。そんな6扉車についてや、6扉車同様に通勤ラッシュのために考えられた5扉車やワイドドア車についても紹介します。
記事作成: 2015.01.09/記事更新: 2016.06.08

そもそも6扉車とは?

6扉車とは混雑が大きい路線のために運用されている車両で、編成のうち特に混雑が酷い位置に1・2両組み込まれます。扉が6つある以外の特徴としてラッシュ時には座席を折りたたみ、多くのお客さんが乗れるようになっています。確かに効率性は高り車内の快適性も上がったのですが、あまりの殺風景さに一部マニアは家畜電車などと揶揄していました。

山手線E231系500番台の6扉車
山手線に連結されていた6扉車
ホームドア設置に伴い引退した
導入路線も混雑が非常に激しい路線ばかりでした。しかし、次第に姿を消していくことなりました。通勤人口の減少を見据えた対応・幅広車体投入により埼京線や横浜線からは姿を消していきました。それに加え山手線・京浜東北線は、上野東京ライン・湘南新宿ラインなどのバイパス路線の拡充や更にホームドアの設置の妨げになるなどがあって姿を消したのだと思います。

通勤ラッシュを少しでも快適にするため悪口も言われつつ働いてきた6扉車が無くなるというのは、日本の勢いが無くなった感じもしてちょっと寂しいと感じます。

中央・総武緩行線が最後の6扉車になる?

千葉駅に停車するE231系と209系
6扉車を連結する中央・総武緩行線のE231系
先ほどの説明のように6扉車は減少を続け、現在ではJR中央・総武緩行線E231系と東急田園都市線5000系で採用するのみとなりました。

東急電鉄が2015年1月9日の発表で、2020年までに東横線・田園都市線・大井町線の全駅へホームドアを設置するにあたり6扉車45両を4扉車へ置き換えると発表しました。JR東日本も2016年6月8日に山手線E231系500番台の中央・総武緩行線への転属と千駄ヶ谷駅へホームドアを設置すると発表しました。なので、こちらも6ドア車は2020年までに消えることになりそうです。

この記事を書いた当初は、2つの車両工場を持つJR東日本のほうが先に6扉車を廃止する可能性もなんて思っていましたが、2017年春~2020春にかけての山手線E235系投入の玉突きで、E231系500番台を中央・総武緩行線に投入することになった現状を見ると、中央・総武緩行線が最後の6扉車運行路線となりそうです。

同様に消える5扉車と戦い続けるワイドドア車

東武鉄道20050系の5扉車
東武鉄道20050系の5扉車
6扉車に似た車両として、5扉車というものがあります。関東で運行しているのは日比谷線に乗り入れる東武と東京メトロの車両です。日比谷線は東武・メトロ共に新型車両の投入が決まっていて、2016年度から2019年度にかけて投入されます。なので、2019年度には見ることが出来なくなりまそうです。

関西では京阪電鉄が5扉車を運行していますが、こちらはまだ運行を続けそうです。ラッシュの5扉時は座席を天井に格納し、それ以外の時間は2つの扉を閉め切って天井から座席が降りてくる仕組みです。私はまだ乗ったことがないので、いずれ乗りに行きたいものです。

東京メトロ15000系ワイドドア車
東京メトロ15000系ワイドドア車
こうして関東の多扉車が消える中、まだまだ活躍を続けそうなのが東京メトロ15000系ワイドドア車です。見ての通り扉を大きく・座席を減らしてラッシュ時の耐えるコンセプトです。以前は小田急でも運行していましたが、今では運行を止めています。そんな流れに逆行して近年も投入が続けられていて、東西線の混雑がいまだに酷いというのが分かります。ホームドアもワイドドアに対応したものが開発中で、10年以上の長いスパンで運行を続けそうです。


2016年4月1日金曜日

東武東上線・野田線ダイヤ改正レポート




2016年3月26日のダイヤ改正で、運行体系が大きく変った東武東上線と野田線についてレポートします。
記事作成日: 2016.03.26/記事更新日: 2016.04.01

Fライナー運行開始

東武東上線ふじみ野駅に到着する東急5050系
東上線内を走る
Fライナー運用の東急車
東武東上線では地下鉄直通の優等列車が森林公園まで運行を開始し、これがFライナー命名されました。このFライナーには東武車以外にも運用へ就くため、今まで川越市までしか見られなかった東急・東京メトロの車両が森林公園まで運行されます。鉄道趣味としては本当にありがたい限りです。直通会社間の車両の走行距離の関係か、Fライナーには東急・東京メトロ車が中心に運用へ入ります。

東武東上線ふじみ野駅に到着する東京メトロ10000系
Fライナー運用のメトロ10000系
種別に「F」マークがある
今まで東上線の急行と言えば東上線だけを走るものでしたが、ダイヤ改正からはそうではなくなりました。そのため、地下鉄に直通する急行列車は急行の横に「F」のマークがつくようになりました。ちなみに、Fライナーにどこの鉄道会社の車両が入るかは時刻表で知ることが出来ます。列車番号の最初がTだと東武車・Kだと東急車・Sだと東京メトロ車が入ります。要は今までの普通の直通運用と同じ見かたで分かるというこです。ポケット時刻表か、ネットのえきから時刻表で列車番号は調べられます。

坂戸駅で東武車と並ぶ東急5050系
快急行運用の東急車
坂戸駅でのツーショット
さらに、朝は森林公園行き3本・夕方は元町・中華街行きが2本と限定的な運行本数ではりますが、東上線内快速急行での運行も開始されています。こちらは種別に「F」のマークは入らないようです。

運行初日のFライナーの動画

私も「F」ライナーに乗って東上線を利用したりもしましたが、休日ということもあり混乱は無かったようです。ただ、大規模なダイヤ改正で準急の接続などが大きく変ったので、平日は思ったのと違う列車に乗ってしまう人も多そうです。ここで私ごとですが、撮影ご一緒になった方お疲れ様でした。今日も楽しく撮影できてとても気持ちよかったです。

TJライナー朝ラッシュ運行開始

車窓を中心とした初日の映像

3月28日から朝もTJライナーの運行が開始されました。運行初日のTJライナー4号に乗車してきました。

東武東上線坂戸駅TJライナー乗車位置
坂戸駅の乗車位置目標
池袋から乗る場合は前より後ろよりの大まかな乗車号車が指定されている程度ですが、朝のTJライナーは例えば森林公園の場合5・6号車というように、乗車駅によって細かく指定されています。さらに、乗車口は検札をホーム上で行う関係で、特定のドア位置が指定されています。検札は駅員が目視だけではなく、タブレットPCにワイヤレスで接続したQRコードリーダーを使用します。

停車駅は「森林公園・東松山・坂戸・川越・ふじみ野・池袋」で、乗務員交代なしで川越市駅を通過する東上線では珍しい列車です。ただし、朝の運転ということで所要時間が上り最速のTJライナー4号が「森林公園~池袋」間53分と、下りTJライナーより6分ほど所要時間は多くかかります。

上りTJライナー運行初日配られた粗品
駅で配られた粗品
ここからは乗車レポートです。文中にあるタイムコードはYouTubeの動画のものです。お時間のある方は映像もあわせてご覧ください。

TJライナーに使われる50090系は朝1本目のTJライナー2号に使われた車両を回送してTJライナー4号にあてたため、森林公園の発車ホームに入線したのは、発車の3分ほど前に到着です。(0:05)森林公園駅での検札はわりとギリギリで列車が入線するちょっと前に行われました。しかし、森林公園駅で並んでいたのは20名も行かない程度だったので、すぐに検札は完了しました。

森林公園を出発し、次の東松山を出発すると列車は快調に飛ばします。川越市駅通過時ですが、若干速度を落すものの通常の通過駅同様に徐行はせず通過していきます。(1:39)川越駅・ふじみ野駅は乗車人数も多いためかダイヤ上の停車時間より少し多く停車していたように感じました。森林公園駅・東松山駅・ふじみ野駅は3駅まとめて5・6号車が割り振られていたのですが、結局一番多く乗ってきたのはふじみ野駅でした。体感ですが、ふじみ野駅で6~7割座席が埋まったといった具合です。

池袋で発車を待つ東武50090系510092F
池袋到着後回送表示で発車を待つ
50090系
ふじみ野駅を出ると終点の池袋です。ラッシュも終わりかけということもあり、最後までノロノロ徐行するようなことはありませんでした。池袋到着前には車掌がダイヤ改正の案内や、下りTJライナーのご利用を待っているなどの主旨の放送が行われました。(5:51)池袋到着後TJライナーで使われた車両は営業運行はせず、そのまま回送となり出発していきました。(9:26)

野田線急行運転開始


東武野田線(東武アーバンパークライン)も今回のダイヤ改正で大きな変化がありました。それは「大宮~春日部」間の急行運転です。毎時2本の運転で、追い越しは無く普通列車の合間を縫うように走っています。

東岩槻駅を通過する8000系の急行列車
8000系を使用した急行
野田線の急行にも乗ってみましたが、追い抜きは行わないので皆来た列車に乗ってるような感じでした。東上線のダイヤは非常に複雑になってしまいましたが、こちらは「大宮~春日部」間に急行を補完する普通が運行されたことでダイヤの変化は小さく、混乱は少ないのかもしれません。

大宮駅も春日部駅も野田線のホームは1面2線で、折り返し設備に不安が無いとは言えない部分があります。ダイヤの乱れた時には、折り返しの運用面がやや厳しくなっているので、その点がどう影響出るかは気になる点です。

※関連記事
東武鉄道 野田線・東上線16年春ダイヤ改正内容を発表


2016年3月30日水曜日

東武鉄道 野田線・東上線16年春ダイヤ改正内容を発表




東武鉄道は2016年春の野田線急行運転やTJライナーの朝ラッシュ運行に地下鉄直通の急行・快速急行など、東上線と野田線のダイヤ詳細について発表しました。ダイヤ改正日はJRと同じ3月26日となります。
記事作成日: 2015.11.05/記事更新日: 2016.03.30

野田線急行は「大宮~春日部」間

野田線春日部駅に停車中の東武60000系
東武野田線60000系

急行運転概要

野田線(東武アーバンパークライン)の急行列車の運行区間としては「大宮~柏」間を予定していてます。駅を通過する急行運転については「大宮~春日部」間のみで、「春日部~柏」間は急行列車も今まで通り各駅停車での運行となります。「大宮~春日部」間の停車駅は途中「岩槻」駅のみで、同区間の所要時間は各停が21分に対し急行が15分で6分の短縮となります。

運行本数は平日が9~16時代に上下で毎時2本づつの運転です。休日は7~8時台が片方向の大宮方面のみの運行で、9~20時代は平日同じ上下で毎時2本づつの運転です。一日一往復だけ船橋発着の急行列車が運行されます。途中急行の追い抜きは基本的に行いません。

一部時間帯の増発や運転区間延長のほか、大宮発→柏行きの最終電車が15分繰り下げの大宮23:40発、柏→七光台行きの列車が11分繰り下げで0:37発となり、JR線からの最終接続列車を今までより繰り下げることできます。

解説

今回の停車駅数は中々思い切ったものとなりました。急行運転は「大宮~春日部」間となりますが、同区間では岩槻駅を除く全ての駅を通過します。更に休日はJRへの乗り継ぎが便利になる「7~8時台の大宮方面急行2本」が設定されています。プレスにもあるように「大宮への利便性」を第一にしたダイヤになっていると思います。

普通列車についても「大宮~春日部」間は毎時6本が維持され、通過駅についても利便性を損なわないダイヤです。「大宮~春日部」では一時間当たりでは従来通りの「柏方面~大宮」の普通列車が4本、「柏方面~大宮」の急行列車が2本、急行通過駅分を補完する「春日部~大宮」の普通列車2本が運行されます。急行の途中追い抜きがありませんが、旅客の流れを考えると一番利便性の高いダイヤに思えます。

以前東上線の川越市以北で快速列車が運行開始された際は、通過駅は毎時1本の減便で不便になりました。今回のダイヤ改正を見る限り、単純に数あわせをして通過駅を不便にするような考えは改めてきたようです。あとは毎時10間隔で分かりやいパターンだったのが、どういった形になるかというところでしょうか。

TJライナー朝ラッシュの運行は2本

池袋駅を発着するTJライナー

TJライナー概要

TJライナーは朝ラッシュの新規設定で、「森林公園6:11発→池袋7:05着」「森林公園8:18発→池袋9:11着」の2本が運行されます。停車駅は「森林公園・東松山・坂戸・川越・ふじみ野・池袋」と、下りと違い川越市を通過するダイヤです。

料金が「森林公園~川越」間から乗車する場合は410円、「ふじみ野」から乗車する場合は310円と料金設定が二段階となります。発券は「池袋、ふじみ野~森林公園間各駅、小川町の駅券売機」と、ウェブ上の「チケットレスサービス」で可能となっています。

また、これに合わせて下りTJライナーも増発されます。平日は2本の増発と2本の時刻変更により、18:00~0:00まで30分ヘッドでの運行となります。23:30発と0:00発の列車のみ、行き先は小川町でなく森林公園行きとなります。休日も3本増発で、17:00~21:00まで30分ヘッドでの運行となります。下りの料金に関しては平日も休日も、今まで通り310円で据え置きとなります。

解説

運行開始以来増発を重ねてきたTJライナーですが、とうとう完全な30分ヘッドでの運行となりました。素人目に見ても週末などはかなり乗車率が良いのが分かります。副都心線開業による収益減と利便性向上を図っての運行開始でしたが、かなり良い結果になりました。

朝ラッシュのTJライナーで東上線では、現在設定されていない川越市駅通過の列車が設定されました。川越市駅は乗務員交代の関係で全ての列車が停車していますが、乗務員交代せず通過します。乗車については駅ごとに乗車扉が指定され、その扉の前で駅員が検札をして乗車する形となります。

発券に関しては今までは池袋発の下りのみの運行でふじみ野以北は自由に乗降出来る為、ウェブを除くと池袋駅のみでの発券となっていました。朝ラッシュに関しては池袋駅以外の発券が可能になったので、今後は下りの発券も可能になるかも注目です。

優等列車の地下鉄乗り入れで大幅変更

東上線を走る東武鉄道50070系51073F
地下鉄直通の列車
現在は普通しかない

地下鉄直通急行Fライナー運行開始

東武鉄道・西武鉄道・東京メトロ・東急電鉄・横浜高速鉄道の5社は、2016年3月26日より「Fライナー」の運行を開始すると発表しました。

東武東上線からは「東上線・急行~副都心線・急行~東横線・特急~みなとみらい線・特急」の列車を30分ヘッドで毎時2本。西武池袋線からは「池袋線・快速急行~副都心線・急行~東横線・特急~みなとみらい線・特急」の列車をを30分ヘッドで毎時2本運行します。

更にこれら列車を、「Fライナー」と名づけると発表しました。由来としては速達性の「Fast」・五社直通の「Five」・副都心線のイニシャル「F」からだそうです。

快速急行も地下鉄乗り入れへ

ハイキングやゴルフ客向けに土休日の朝に下り3本、夕方に上り2本の森林公園発着の快速急行が、地下鉄副都心線へ直通します。

準急増発と延長運転

日中毎時2本へ減らされていた準急が4本へ戻ります。池袋発25分・55分の列車は和光市駅でFライナーと接続します。さらに2本が川越市から先の森林公園まで延長運転となり、川越市駅で快速と接続するダイヤとなります。

解説

現在東横線・みなとみらい線方面から毎時15分間隔で、4本の特急が副都心線へ乗り入れています。このうち2本が西武線内快速急行の列車、もう2本が東上線内普通列車としてそれぞれに乗り入れています。なので、Fライナーという名称は付きますが、東上線以外はほぼ現状維持です。

東上線発着のFライナーの始発・終点は森林公園となります。東上線内「森林公園~和光市」間の停車駅については、現行の急行と同じです。所要時間は池袋行きの急行から副都心線内急行・東横線とみなとみらい線内特急の電車へ、和光市駅で待ち時間無しでの乗り継いだのと同じぐらいになりそうです。

東上線内優等列車については、現在日中は快速2本・急行4本・準急2本を基本としていますが、今回の改正で大きく変更されました。改正後は快速2本・Fライナー2本・準急4本・急行2本となります。快速急行の地下鉄乗り入れはサプライズでした。朝と夕方に片方向づつの設定ですが、横浜方面から帰ってくる需要もあると思うので、好評であれば両方向での運転に期待したいところです。

優等列車同士の接続ですが、上りは森林公園でFライナーと快速が、川越市で森林公園始発準急と快速が、ふじみ野で川越始発準急と快速・森林公園始発準急とFライナーが接続そ、下りは和光市で川越市行き準急とFライナーが、ふじみ野で川越市行き準急と快速・森林公園行き準急とFライナーが、川越市で森林公園行き準急と快速、森林公園でFライナーと快速といった具合に接続もかなり変更されているので注意が必要です。

通勤急行廃止と終電・始発変更

廃止予定の通勤急行

朝霞・朝霞台利用者の利便性向上のため朝ラッシュに運転されている通勤急行6本が、全て準急となります。

越生線を含めた各方面の終電の発車時刻が繰り下げられます。中でも一番大きく繰り下げられるのが、池袋発準急森林公園行きです。現在は池袋23:48→森林公園0:52ですが、改正後は、池袋0:02→森林公園1:06となります。

さらに始発もいくつか繰り上がります。とくに大きいのは川越市始発で、現在の普通4:57発から準急4:50発に変更されます。

解説

通勤急行は「志木~和光市間・成増~池袋間」の途中駅を通過し、準急は「成増~池袋間」の途中駅だけを通過する列車です。以前は平日朝に急行は運行されていませんでした。しかし、朝ラッシュに急行運転が行われようになり、停車駅も準急と大差のない通勤急行の意義は小さくなっていました。なので、これは良い変更だと思います。

森林公園発の準急繰り下げや始発の繰上げも以外でした。下りTJライナーの最終が0:00なので、森林公園行き最終電車はその後すぐの発車となります。川越市始発の準急は池袋に05:30到着なので、東海道新幹線初電の東京6:00発のぞみに乗ることが出来るようになりそうです。

和光市駅ホームドア使用開始

東上線和光市駅に到着する東武50000系51001F
ホームドアの設置が進む
和光市駅ではホームドアの設置工事が進められています。このホームドアもダイヤ改正に合わせて使用が開始されます。別記事で詳しく解説しているので、お時間のある方は関連記事からどうぞ。

※関連記事
東武鉄道2015年度業計画発表 新規急行運転は2016年春から
東武鉄道 野田線運河行き臨時特急運行
東武東上線和光市駅 ホームドアダイヤ改正から使用開始
東武鉄道の対照的だった2つの急行・地下鉄戦略
東武東上線・野田線ダイヤ改正レポート


2015年7月14日火曜日

展望台も設置 渋谷駅再開発




東急東横線の地下化により進む渋谷駅前の再開発ですが、今回はそのなかでも東練とJRホーム移設について紹介したいと思います。

建設地は東急渋谷駅跡地

東急渋谷駅跡の再開発エリア
再開発が予定地
2014年の着工直後の様子

この再開発は東横線渋谷駅の地下化に始まり、埼京線ホームの山手線横への移設、銀座線ホームの移設、駅前の大規模再開発という一大プロジェクトです。そのためJR・東京メトロ・東急の三社が事業主となっています。

そのなかで駅前の再開発は大きく三区画に分かれ、東横線渋谷駅や東急デパート東館跡地の東練、さJR線真上の中央練、駅西側の西練に分かれています。その中で唯一着工が始まっているのが東練で、2014年7月より建設が始まり2019年に完成予定です。他2練は2027年完成予定で、まだだいぶ先です。

東練は地下7階、地上46階建ての222.8mの高さの複合ビルです。高さを他のビルと比較すると、明治通りを挟んで並ぶヒカリエとは45m差、サンシャイン60が高さ239.7メートルで10mほどしか変りません。

14階までが商業施設、15階がクリエイティブ産業の交流施設、それより上がオフィス、最上部は45階からビル頂上は展望施設となります。この展望施設からは渋谷のスクランブル交差点を見下ろせるようになります。先ほど登場したサンシャイン60ですが、現在屋上展望台は閉鎖されています。そのため、こちらの展望台のほうが高いという逆転現象が発生しています。

通常のビルとしての機能以外に帰宅困難者の受け入れという機能があります。そして地下階に副都心線改札口からJR改札口への動線も確保されます。これで面倒な副都心線からJRへの乗り換えも、ある程度緩和される見込みです。

副都心線の運行開始から始まった渋谷駅の再開発ですが、予定通りに行けば10年を経て完了する見込みです。私も東急渋谷駅の地下化は正直不便に感じています。実際どの程度便利になるかは、今から楽しみです。

動き出すJRホーム移設

15.07.14追記

2015年9月からJRホームの改良工事が始まり、2020年完成の予定です。遠くて不便な埼京線ホームを350m移設して、山手線の横に並べます。山手線のホームは現在の2面2線から、ホーム幅を最大16mとする1面2線のホームへ変更となります。

さらに地上1階に東西自由通路2本の拡充を行い東急・副都心線ホームへの動線を、JRホーム上3階のコンコース拡充で銀座線や井の頭線への動線を確保し、乗り換えの利便性を向上させる予定です。

記事作成2015.07.02/更新2015.07.14


2015年6月29日月曜日

西武鉄道 黄色い6000系の詳細発表




西武池袋線100周年イベント発表時に今後詳細を発表するとしていた黄色い6000系電車の詳細について2015年4月13日に西武鉄道から発表がありました。

「黄色い6000系 電車」について

運行期間: 2015年4月18日~2016年3月(予定)
使用車両: 6000系(50番台)6157編成
運行区間: 西武池袋線(池袋~飯能間)・狭山線・有楽町線、東京メトロ副都心線・有楽町線、東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線

西武池袋線100周年を記念して6000系のラッピング電車が運行されます。2000系や9000系のようなカラーリングをイメージしたもので、車体全体をグレーから黄色に変更します。

使用車両は6000系の中でもアルミ車体の6157編成が使用されます。この車両は地下鉄乗り入れ対応車両なので、西武線以外にも東京メトロ線や東急線などでも運行されます。

東武東上線への乗り入れは行われませんが、6000系は有楽町線の終点で東上線と共用してる和光市駅までの運用が存在するので、東上線でも運が良ければ姿を見ることができそうです。

1編成しか用意されないこと、長期間運用されることから点検などで運転しない日も発生します。さらに広く運用されるので見ることは難しいと思います。

しかし、運行初日の4月18日は臨時列車の運転を実施する予定なので、初日だけは狙って確実に見ることが出来ます。ダイヤなどの詳細は西武鉄道ホームページで後日発表されるそうです。

※追記
4月18日のダイヤが発表されました。
池袋14:15→石神井公園14:26→ひばりヶ丘14:32→所沢14:42

4月18日以降は当日分は西武線各駅かお客様センターで知ることが出来ます。

タクシーも黄色へ

2015年6月29日に西武ハイヤーは「NV200 タクシー」の黄色い車体をベースに銀の帯を巻き「幸運の黄色い電車」をイメージした「幸運の黄色いタクシー」として運行を開始すると発表しました。

6月30日には所沢東口で展示を行い、7月1日には多摩・埼玉地区でプロモーション走行を行います。詳しくは西武ハイヤーのホームページをご覧ください。

あとがき

黄色の珍しい列車といえば東急のHikarie号が思い浮かびますが、運用されている路線の多くがが被るので、珍しい車両通しのすれ違いが期待できそうです。

そして、登場時は黄色帯だった東京メトロ7000系がリバイバル塗装で元に戻れば更に面白いなどと思うので、東京メトロさんには期待したいところです。

また、日産製 NV200はニューヨークのイエローキャブでも採用されている車です。そっちの繋がりでもキャンペーンをやれば面白いのではないかと思います。


2015年5月14日木曜日

東急2015年度事業計画発表 ホームドア設置駅も新たに判明




2015年5月13日に東急電鉄は「2015年度の鉄道事業設備投資計画」を発表しました。内容としては去年と概ね同じなので、簡単に解説したのちホームドアについて掘り下げようと思います。

東武東上線和光市駅停車中の東急5000系

事業計画概要

・ホームドア設置、6扉車置き換え
・踏切の障害物検知器の3D式への交換
・高架橋、盛土、擁壁の耐震補強
・駅の利便性向上

内容としては昨年と概ね同じです。ホームドアは後述するとして、踏み切りについてから紹介します。

障害物検知器を光学式からより多くの面積をカバーできる3D式への更新を「妙蓮寺~白楽駅」間で、新設を「緑が丘~自由が丘駅」間で行います。今後もこどもの国線・世田谷線を除く、全ての踏切へ導入予定です。

渋谷駅のステーションコンシェルジュの増員・案内用タッチパネル端末7台が導入予定です。また、用賀駅と宮前平駅へのエスカレーター新設と、菊名駅のエレベーター増設を行います。鷺沼駅、たまプラーザ駅ではホームの屋根の延伸工事が行われます。

今年度のホームドア設置について

2015年1月9日にホームドアをこどもの国線と世田谷線を除く、全64駅の設置を2020年に前倒しして行うと発表しました。2015年1月現在の発表で導入予定64駅のうち導入済みは、4駅に止まっています。

今年度中に工事に着手するのは10駅で、既に発表されているのは東横線「都立大学・新丸子・元住吉・大倉山・菊名(下り)」、田園都市線「宮前平」、大井町線「溝口」となっています。

東急では混雑の激しい田園都市線にて6扉車の運行をおこなっていますが、ホームドア設置の妨げになるため45両を4ドア車へ置き換えます。こちらも今年度からの実施となります。

あと5年で61駅への導入なので毎年10数駅の導入が必要になるわけですが、田園都市線は6扉車の置き換えが完了するまでホームドアを使用するのが難しい状況です。逆に東横線と大井町線はホームドアの設置が済んでいる駅もあり、使用を開始しています。

なので、今年度と来年度は東横線と大井町線を中心にホームドアの設置を行い、6扉車の置き換えが完了しているであろう数年後に田園都市線へ設置を集中して進めていくと思います。ちなみに東横線と大井町線の未設置駅が33駅なので、2年ちょっとで全駅へ導入完了してしまうのではないかと思います。

また、東京メトロの話になりますが、半蔵門線は乗り入れ先と協議をしたうえでホームドアの早期設置を検討すると発表しているので、6扉車の置き換えペースなども関わってきそうです。

※関連記事
東京メトロ 2015年度事業計画発表


2015年3月9日月曜日

10日から東京メトロ南北線の発車メロディーリニューアル




2015年3月2日に東京メトロは2015年3月10日から南北線の発車メロディを順次リニューアルすると発表しました。

リニューアル日程


3月10日: 市ヶ谷駅
3月11日: 六本木一丁目・麻布十番
3月12日: 白金高輪・白金台
3月13日: 赤羽岩淵~飯田橋間・四谷~溜池山王間

リニューアルにつてい

目黒駅を除く南北線18駅で2015年3月10日~13日の間に順次発車メロディーを変更していきます。

発車メロディーはスイッチ社作成のもので、区間ごとにテーマが決められています。「赤羽岩淵~本駒込」間が歴史をイメージしたもの、「東大前~四谷」間は緑豊かな都心をイメージしたもの、「永田町~白金台」間は都会的なスタイリッシュさをイメージしたものとなっています。

目黒駅が今回リニューアルの対象になっていないのは、相互直通運転の関係上駅を管理している事業者が東急電鉄となっているからのようです。

車両側に搭載されるメロディーは引き続き同じものが使われます。

また、ITmediaのねとらば内「南北線、目黒駅を除く18駅の発車メロディー変更」という記事で、今回リニューアルされる全駅の音源が公開されています。

今まではシステムの関係で南北線の発車メロディーに目黒線・三田線・埼玉高速鉄道線合わせていたので、今後はこれら路線でもメロディーのリニューアルが進むかもしれませんね。


2015年2月19日木曜日

上田電鉄3月28日より新型6000系とラッピング車運行開始




2015年2月19日に上田電鉄は新型車両6000系と1000系1004編成をラッピングした車両の出発式を2015年3月28日に行うと発表しました。

6000系&1004編成丸窓ラッピング車両(Mimaki号)出発式

開催日: 2015年3月28日 10:30~12:00
会場: 別所線上田駅

新型車両6000系導入と1000系1004編成丸窓ラッピング車の営業開始に合わせて出発式が行われます。内容としてはテープカットの他に記念グッズや関連イベントなども予定されています。

ただし、6000系については式典後もしばらくは試運転での運用となります。

詳しくは上田電鉄2015年2月19日のお知らせ「新型車両6000系&1004編成丸窓ラッピング(Mimaki号)出発式について」をご覧下さい。

6000系一般公開

2015.03.18追記

開催日: 2015年3月28日 14:00~16:00
会場: 下之郷車庫内

式典が終わった後に下之郷駅近くにある車庫で6000系の一般公開を行うと発表がありました。

6000系の搬送時の写真展示や運転台撮影、歴代ヘッドマークの展示や6000系関連グッズの販売予定もあります。また、来場者にはポストカードの配布も予定されています。

式典を行う上田駅と下之郷駅は離れているので、式典後に6000系が自走して回送姿を見ることが出来そうです。

1000系と6000系について

上田電鉄は東急電鉄の系列会社であることから、東急電鉄からの譲渡車両を長年使っています。

上田電鉄1000系(元東急1000系)も東急電鉄からの譲渡車で、老朽化した上田電鉄7200系(元東急7200系)5編成のうち4編成を置き換えるために4編成導入されました。外観や内装は東急時代を留めていますが、2両編成への短編成化やワンマン化対応工事が施されています。

上田電鉄6000系も7200系を置き換えるために導入された車両です。元になった車両も上田電鉄1000系と同じく東急1000系なのですが、1000系より大幅な改造が施されました。そのため前面などは東急時代とはかなり異なった形となっています。

今回の6000系導入で上田電鉄7200系全ての車両が引退になると思われます。

あとがき

上田電鉄や東急電鉄について詳しくないので調べながら記事を書いてみました。間違いなどありましたら気軽にコメント欄へどうぞ。


2015年2月10日火曜日

あなたの路線は? 関東鉄道ダイヤ改正まとめ




全ては網羅できていないかもしれませんが、3月14日に関東で行われるダイヤ改正の概要についてまとめてみました。

浦和駅に到着するE231系1000番台

JR東日本

上野東京ライン・常磐線特急・北陸新幹線などの多くの路線でダイヤ改正を実施。

2014年12月19日発表の「2015年3月ダイヤ改正について」から上野東京ライン・常磐線特急・北陸新幹線のダイヤについては詳細な内容を確認可能。

東京臨海高速鉄道りんかい線

JR埼京線・湘南新宿ラインなどにあわせてダイヤ改正を実施。

りんかい線ホームページ内にでダイヤ確認可能。

東京メトロ

東西線・南北線・千代田線でダイヤ改正を実施。

東西線は「終電の繰り下げ」「10時台に一本増発」

南北線は「平日の7時台に目黒~白金高輪駅間で1往復増発」「休日21~22時台に目黒~白金高輪駅間で2往復増発」

千代田線は「一部列車とロマンスカーで時刻変更」

小田急電鉄

平日は「新宿19時台発の快速急行1本増発と準急3本の種別変更」

土休日は「午前中に新宿行き快速急行1本と新宿行き準急を1本増発」「夕方・夜間小田原行き快速急行3本増発」

その他として「箱根登山鉄道からのロマンスカー接続を改善」

時刻の詳細については3月初旬からホームページや各駅時刻表・ポケット時刻表で順次発表予定。

箱根登山鉄道

小田原~箱根湯元間は「夜間帯にの普通列車を1往復増発と一部普通列車とロマンスカーの時刻を変更」します。

箱根湯元~強羅間は「一部普通列車の時刻変更」をします。

新しい時刻表は箱根電車ホームページの2015年2月16日発表のインフォーメーション「箱根登山鉄道ダイヤ改正のお知らせ」で見ることが出来ます。

つくばエクスプレス

平日・土休日共にダイヤ改正で比較的大規模なものを実施予定、概要は下記の記事からどうぞ。

埼玉高速鉄道

浦和美薗~鳩ヶ谷間で「平日は9時台に赤羽岩淵方面を一本」「土休日は10時台に赤羽岩淵・浦和美薗方面を一本ずつ」増発します。

浦和美薗発~白金高輪行きのうち「平日の6時台に1本」「土休日の20~21時台に2本」を延長運転して日吉行きへ変更します。

その他にも一部列車の運転時刻の変更が行われます。

東急電鉄

東急目黒線でダイア改正が行われます。

平日朝は上り「7時台に日吉始発急行と武蔵小杉始発各停を1本づつ増発と、武蔵小杉始発急行を日吉始発に変更」します。下りは「7時台に目黒始発を1本増発、8時台の目黒始発急行2本を各停に変更」します。

平日夜の上りは「17時台の武蔵小杉始発各停2本が日吉始発に変更」されます。

土休日夜は「19~22時台に急行4本増発と20時代武蔵小杉始発急行1本が日吉始発に変更」されます。下りは「21~22時台の目黒始発各停4本を南北線・三田線からの直通に変更と19時台の目黒発武蔵小杉行き急行1本を日吉行きに変更」します。

また、このダイヤ改正にあわせて3月7日より東急各駅窓口で紙冊子の時刻表300円を発売します。

わたらせ渓谷鐵道

「JR両毛線に合わせて上下3往復で5分程度の変更」「トロッコ列車3本で路線バスとの接続改善」「臨時列車の新設」

わたらせ渓谷鐵道のホームページにて新ダイヤ・トロッコ運転日は発表済み。

関東鉄道

常総線は「上野東京ライン開業による接続見直し」「取手~守谷間のパターンダイヤ実施時間を拡大」「日中の取手~下館間の直通列車を上り4本・下り2本へ増発」などを行います。

龍ヶ崎線は「上野東京ライン開業による接続見直し」と「18時台の2本増発と20時台の2本減便」が行われます。

関東鉄道ホームページの鉄道情報トピックスの「平成27年3月14日に常総線・竜ヶ崎線にてダイヤ改正を行います」から新しいダイヤを見ることが出来ます。


2015年1月1日木曜日

東武東上線2015年度初電「みなと横浜 初日の出号」運転




去年に引き続き2015年の元旦も東武東上線で「みなと横浜 初日の出号」が運転されました。

駅に停車中の東急5050系Shibuya Hikarie号を使ったみなと横浜初日の出号
東急5050系SHibuya Hikarie号を使った
みなと横浜 初日の出号

概要

東急5050系4000番台4110FShibuya Hikarie号で運転
東上線森林公園3:50発→みなとみらい線元町・中華街5:54着
東横線武蔵小杉より既存ダイヤの急行で運転

詳細

この列車は東武東上線・西武池袋線・東京メトロ副都心線・東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線の5社直通開始により去年から設定された臨時列車で、初日の出スポットである横浜ベイエリアへ日の出前のちょうど良い時間に付くよう設定された列車です。

去年は通常カラーの東急5050系4000番台で運転されましたが、今年はShibuya Hikarie号での運転となりました。Shibuya Hikarie号の東上線森林公園~川越市間の営業運転は今年が始めてとなります。

東上線発の列車の他に西武線発の列車も設定されており、こちらは東京メトロ10000系での運転となりました。

運行の様子

駅の様子ですが、通常の始発列車と同じく時間になったら改札が稼動するだけで特段変った様子はありませんでした。

ホームで列車を待っていると、体感ですが去年より利用者は多い感じがしました。二年目ということもあって認知されはじめたのでしょうか?撮影する人間に関してはShibuya Hikarie号が使用されたこともあり、間違いなく去年より多くの方が撮影されていました。

みなと横浜 初日の出号2014年運行時の電光掲示板
去年の様子
臨時列車から始発まで表示されている

みなと横浜 初日の出号2015年運行時の電光掲示板
今年は何も表示されていない状態だった

また、去年は駅の電光掲示板に臨時列車から定期の始発まで表示されており、新年の挨拶なども流れていたのですが、今年は何も表示されていない状態で寂しい感じでした。

車内には運転手さんと車掌さん以外にも乗務員の方がいて、2両に一人ぐらいの割合でのっていました。

今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

※関連記事
3年目突入 「みなと横浜初日の出号」「天覧山 初日の出号」運行


2014年12月3日水曜日

今年も運行! 「みなと横浜 初日の出号」 「天覧山 初日の出号」




12月3日に2015年の元旦も「みなと横浜 初日の出号」と「天覧山 初日の出号」を運行すると東武鉄道・西武鉄道・東京メトロ・東急電鉄・横浜高速鉄道から発表がありました。

東上線を走る東急5050系「みなと横浜 初日の出号」
2014年の元旦に運行された東上線始発の「みなと横浜 初日の出号」
東急5050系が使用された

「みなと横浜 初日の出号」は東上線始発と西武線始発の元町・中華街行きが2本が運転され、「天覧山 初日の出号」はみなとみらい線始発の飯能行き1本が運行されます。

「みなと横浜 初日の出号」東武東上線発

副都心線・東横線・みなとみらい線経由 森林公園3:50発→元町・中華街 5:54着
使用車両: 東急5050系「Shibuya Hikarike号」

東上線坂戸駅を発車する東急5050系「Shibuya Hikarike号」
東上線坂戸駅を発車する東急5050系「Shibuya Hikarie号」
写真は「東上線 森林公園ファミリーイベント2013」の回送

「みなと横浜 初日の出号」西武池袋線発

副都心線・東横線・みなとみらい線経由 飯能3:39発→元町・中華街 5:29着
使用車両: 東京メトロ10000系

東上線柳瀬川駅に到着する東京メトロ10000系
西武線始発の「みなと横浜 初日の出号」で使用される
東京メトロ10000系

「天覧山 初日の出号」

西武池袋線線・東横線・副都心線経由 元町・中華街 3:59発→飯能5:43着
使用車両: 東急5050系4000番台

みなとみらい線始発の「天覧山 初日の出号」で使用される
東急5000系

これらの臨時列車は去年も運行され2回目の運行となります。始発駅の鉄道会社の車両ではない車両が、割り当てられるのも特徴です。

東上線ファンとして特筆することは「Shibuya Hikarike号」は川越市~森林公園間で初の営業運転となることです。入線自体は去年の「東上線 森林公園ファミリーフェスタ2013」でもあったので2度目となります。

最近は東上線も臨時列車が増発される傾向なのでとても嬉しいです。特に今回は「Shibuya Hikarike号」が東上線が営業運転で走るということで非常に楽しみです。

※追記
元旦に無事運転が行われました。
東武東上線2015年度初電「みなと横浜 初日の出号」運転


ブログ内を検索

オススメの投稿

東北新幹線列車分離が重大インシデントに当たらないのは正しいのか?

 東北新幹線が315km/h走行中に連結が外れるという前代未聞のトラブルが発生しました。こういった場合重大インシデントと呼ばれる事故に繋がりかねない事象とし、国土交通省が調査を行うのが一般的ですが、事故原因が分からないトラブル発生当日に重大インシデントには当たらないと国土交...