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2015年10月9日金曜日

南海・泉北ダイヤ改正 泉北ライナー運行へ




2015年10月9日に南海電鉄と泉北高速鉄道は高野線・泉北線のダイヤ改正を12月5日に実施すると発表しました。それに合わせて泉北ライナーの運行が開始されます。今回は泉北ライナーを中心に紹介したいと思います。

泉北ライナー運行開始へ

運行区間: 和泉中央~難波(27.7km)
料金: 大人510円・子供260円(全区間同一)
使用車両: りんかん使用車両4両編成248名

ダイヤ改正に合わせて運行開始される泉北ライナーは、南海電鉄から泉北線へ乗り入れる有料ライナーです。

停車駅は泉北線内が「和泉中央、光明池、栂・美木多、泉ヶ丘」、高野線内が「天下茶屋、新今宮、難波」となり、最速29分で運行されます。同区間で最小停車駅数の区間急行と比べると、「深井、東灘」の二駅分少ない停車駅数です。運行本数は平日が「上り7本、下り6本」、休日が「上下8本づつ」となっています。

特急料金は大人510円・子供260円で、全区間同一料金です。南海電鉄では510円という価格を特急料金の一つの目安としているため、それにあわせた形となります。難波から泉北線内までの利用の場合、乗車券が「難波~和泉中央」が550円・「難波~泉ヶ丘」が460円なので、特急料金とあわせると1000円前後の料金で利用出来ます。また、南海の特急チケットレスサービスの対象で10回乗ると1回分無料とあるので、他の南海特急と同様に1回で10%のポイント付与(1ポイント1円換算)があるようです。

現在りんかんに使用されているのは11000系・30000系・31000系の3車種ですが、使用車両は4両定員248名とあることや写真から11000系が中心になると分かります。ただ、11000系は1編成しかないこと考えると、他の車種が運用に入ることが度々起きると思います。

準急・急行など見直し

平日朝の「難波~和泉中央」間の区間急行の本数が見直され、一部準急行から格上げの形で上り6本・下り3本となります。日中については高野線「難波~河内長野」間が急行4本・各停4本となり、泉北線「難波~和泉中央」間は区間急行2本・準急行2本・各停2本となります。さらに朝方の女性専用車両も導入が拡大されます。もう一つとして東灘行きの終電を御堂筋線と接続のため5分繰り下げが行われます。


2015年5月12日火曜日

南海電鉄6月13日から旧塗装のサザンを運行開始




2015年5月11日に南海電鉄は創業130周年と今秋の7000系引退を記念して、6月13日より緑色の旧塗装で特急「サザン」を運行開始すると発表しました。

旧塗装の運行について

使用車両: 10000系4両+7000系4両
運行区間: 「難波~和歌山市・和歌山港駅」間
運行期間(7000系): 2015年6月13日~9月
運行期間(10000系): 2015年6月13日~2016年3月
ヘッドマーク掲出期間: 2015年6月13日~8月末

創業130周年と今秋の7000系引退を記念して「懐かしの緑色の特急サザン」として、7000系と1000系が1編成づつ旧塗装に変更されます。10000系も7000系も現在は青と黄色の帯の入ったデザインですが、これは1990年はじめ頃に緑を中心とした旧塗装から変更されたものです。

7000系は1960年代前半から製造の始まった古い車両のため以前から廃車が進んでおり、今秋で運行終了の予定です。そのため運行期間は10000系が2016年3月までなのに対し、7000系は9月までの運行となります。新型通勤電車の8300系が秋ごろからの運行予定なので、入れ替わりになりそうです。

1日あたりの運行本数は5往復程度になっています。基本的に「難波~和歌山市」間での運行になりますが、週に1~2往復が「難波~和歌山港駅」間での運行となります。また、特急「サザン」のどの運用に入るかは、南海電鉄ホームページの旧塗装列車運行の記念企画紹介ページで確認することが出来ます。

列車の運行のほかにも6月13日より難波駅サービスセンターにて、7000系の鉄道コレクションや10000系・7000系のキーリング、10000系・7000系のクリアファイルが発売される予定です。どちらも限定品で売り切れ次第終了と記載があるので、気になる方は早めにチェックすることをお勧めします。


2015年3月25日水曜日

南海8300系に採用された狭軌用全閉内扇型主電動機とは?




2015年3月25日に南海電鉄は新型車両8300系を導入すると発表しました。その新型車両と新技術として紹介された狭軌用全閉内扇型主電動機について解説します。

南海8300系概要

導入数: 4両×5編成 計20両
運行路線: 南海本線・空港線・和歌山港船
営業開始予定: 2015年秋


外観は8000系を踏襲したデザインです。

車内は案内用液晶ディスプレイを備えるほかに、出入り口ドア全てに複層ガラスを採用しています。

前照灯・車内照明など全てにLEDを採用しています。

そして日本初の狭軌用全閉内扇型主電動機(モーターのこと)を採用しています。

製造は元東急車輛である総合車両ではなく、近畿車輛が担当します。

※複層ガラス・・・二枚のガラスの間に乾燥空気やガスを封入し断熱効果を高めたガラス。

狭軌用全閉内扇型主電動機とは?

漢字ばかりでピンとこないと思いますが、単語を少しずつ分解して解説していきます。

「狭軌」というのは日本国内の一般的レール幅1067mmのことです。まずここがポイントの一つです。

次に「全閉」という意味ですが、モーターは電気を流し回転させることで機械的・電気的に熱を持ちます。古いモーターでは冷却空気取り入れ口を設け、ファンを使って強制冷却していました。

しかし、モーター内部に空気と一緒に塵などのゴミが入り清掃に手間がかかったり、内部の騒音が外へ漏れてしまうデメリットがありました。その対策としてモーターを密閉する構造が近年では一般的になっています。

「内扇」、これが二つ目のポイントです。モーターを密閉してしまっては熱がモーターに溜まり破損してしまうので、冷却装置が必要になります。

冷却装置の取り付け位置としてモーターを外から冷やす「外扇形」と内部に組み込んだ「内扇形」の二種類があります。

「外扇形」は冷却効率が高く小型化できる代わりに騒音が大きいデメリットがあります。逆に「内扇形」は騒音が小さい代わりに内部に組み込む関係でモーター全体として大型化してしまうデメリットがあります。そこを解決したのが今回の一番のポイントのようです。

狭軌よりモーターの大型化が可能な標準軌用全閉内扇型主電動機は阪急1300系で東洋電機製が採用されています。狭軌用全閉内扇型主電動機は東洋電機が京王1000形での試験を行ったのみで採用例はありませんでした。南海8300系が採用したメーカーは不明ですが、東洋電機製の可能性が高そうです。

最後にまとめると「狭軌」で「内扇」ここが新しい部分です。秋の運行開始後にモーター音が違うか耳を澄まして聞いてみてくださいね。


2015年2月4日水曜日

面倒な条件も JR西日本と私鉄4社 ICOCA・Pitapa連絡定期販売




2015年2月2日にJR西日本・阪神・京阪・南海・新神戸新交通はICOCAとPitapaを使った連絡定期の経路を3月1日販売・利用開始すると発表しました。ただ、購入時には注意が必要なこともあります。

大阪環状線の103系
大阪環状を走る103系

新たに追加される経路概要

・阪神~JR
・阪神~JR~京阪
・神戸新交通~JR
・南海~JR~京阪

上記の区間が3月1日より販売・利用開始と発表されました。販売と利用開始日が同じため事前購入は出来ません。その変りに使用中の磁気定期を窓口でICカードへ変更することが出来ます。一部区間については上記間の会社でも発行できない場合もあります。

発売できる定期の種類は通勤定期と通学定期で、利用期間は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月となります。障害者割引定期については、今回は見送られました。

面倒な条件も

例えば「阪神~JR~京阪」の定期券を購入する場合、ICOCAなら京阪の窓口・Pitapaなら阪神の窓口で買う必要があったり、阪神・京阪どちらの窓口で買える経路もあれば阪神でしか買えない経路もあり複雑です。このような条件は今回追加された全ての経路にあるので、購入を考える方は駅の窓口で一度詳しく聞いてみたほうが良いと思います。

同じ経路でも窓口で買えるICカードに違いが出る理由としては、今回の5社のうちJR西日本・京阪がICOCAを採用し、阪神・神戸新交通・南海はPiTaPaを採用しているという理由があります。

同じく区間でも買える会社と買えない会社がある理由ははよく分かりませんでした。


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