2015年9月28日月曜日

りんかい線ホームドア導入へ




2015年9月28日に東京高速臨海鉄道はりんかい線大井町駅と国際展示場駅へホームドアを設置すると発表しました。

りんかい線新木場駅へ到着するJR東日本E233系7000番台
りんかい線を走る
JR東日本E233系7000番台

最初に設置されるのは国際展示場駅

ホームドアが設置が発表されたのは二つの駅で、国際展示場駅が平成30年度(2018年度)・大井町駅が平成31年度(2019年度)から運用開始を目指して設置されます。

りんかい線全駅のうちJR所有の大崎駅を除く乗降人員は、大井町駅が1番目・国際展示場駅が2番目となっています。なので、利用者の多い駅を優先したのではないでしょうか。

比較的設置が簡単そうなりんかい線

りんかい線を走る車両は全てが10両編成で、車両形式もJR東日本E233系・205系と東京臨海高速鉄道の70-000形3種類となっています。なので、ホームドア設置で問題になる車両の種類によるドア位置による問題はあまりありません。車両側の改修としては列車が駅に停車する際に停車位置を合わせてくれる、「TASC」の搭載程度で済むと思います。

また、りんかい線は「大崎~新木場」間全8駅のち、「大井町~国際展示場」間5駅が地下区間となっています。そのため地下区間では列車入線時にはホームで強い列車風を感じることがあります。その点でもホームドアが設置されることで安心感が高まりそうです。

一つ懸念があるとすれば臨時列車の乗り入れです。ここのところ乗り入れはありませんが、以前は189系や485系華などの臨時列車の乗り入れが行われたことがあります。今後ホームドアが全駅に設置されていけば、ドア位置の問題で柔軟な臨時列車乗り入れは出来なくなります。りんかい線はトンネル断面が大きく多くの車両が乗り入れ可能ですが、今後は難しくなってしまいそうです。

0 件のコメント:

ブログ内を検索

スポンサーリンク

オススメの投稿

東北新幹線列車分離が重大インシデントに当たらないのは正しいのか?

 東北新幹線が315km/h走行中に連結が外れるという前代未聞のトラブルが発生しました。こういった場合重大インシデントと呼ばれる事故に繋がりかねない事象とし、国土交通省が調査を行うのが一般的ですが、事故原因が分からないトラブル発生当日に重大インシデントには当たらないと国土交...