2020年7月11日土曜日

八高線真ん中山間の明覚駅 - 駅紹介 Vol.5




今回はJR八高線のちょうど真ん中にあり山に囲まれ風情のある駅、JR明覚駅を紹介します。前回の姨捨駅に続き第5回目の駅紹介です。

八高線の真ん中駅

JR八高線明覚駅駅舎
駅舎
明覚駅はJR八高線の駅で、埼玉県ときがわ町にあります。1934年に八高線の同区間開業とともに誕生した駅で、古い駅です。2013年までは有人駅だったのですが、今では無人駅となっています。八高線は「八王子~高麗川」間は電化されていますが、「高麗川~北藤岡」間は非電化区間で、同駅は非電化区間内にあります。そのため明覚駅で見れる列車は、基本的にディーゼル車のキハ110系だけです。ごくまれにDD51牽引の客車列車が乗務員訓練で運行されます。

ログハウスの八高線明覚駅駅舎
ログハウスでおしゃれな駅舎
駅舎はログハウスで建築されていて、周りの風景ともマッチしていてとてもオシャレです。無人駅ではありますが、しっかり清掃がされていてそのあたりも気持ちよかったです。

八高線の終点からの距離を表す看板
終点からの距離を表す看板
上の看板にあるように明覚駅はちょうど八高線全区間のうち真ん中にあたる駅です。実際の列車の高麗川・八王子への所要時間は看板よりちょっとだけ早く着く列車が多いです。ただ、今は高麗川駅での乗り換えが必須なため、そこでの待ち時間や八高線は単線なので列車交換による時間調整で、これより多くかかる列車もあります。

明覚駅高崎側の景色
高崎側の景色

明覚駅八王子側の景色
八王子側の景色
八高線は高崎方面に進むほど平野部を走るのですが、森や山に囲まれた場所も走ります。ただ、駅の近くまで山が迫っている場所は数えるほどで、私はその駅の中では明覚駅が一番山と駅の組み合わせが調和している駅だと思います。

今では数少ない八高線行き違い駅

明覚駅で行き違いを行うキハ110系
行違いを行うキハ110系
八高線に限らず列車の運行本数の減ったローカル線では行き違い設備の撤去が進んでいます。八高線も例外ではなく、高麗川以北の非電化区間で行き違い設備の撤去がされました。今では「高麗川・毛呂・明覚・小川町・寄居・児玉・群馬藤岡」が高麗川以北で行き違い設備を持つ駅になっています。越生駅すら単線になってしまったのだから寂しいものです。

明覚駅では行き違いを見たいなら朝がお勧めです。通勤時間で列車の運行本数が増えるため、行き違いを見やすくなっています。

スプリングポイントの駅

八高線明覚駅の高崎側のスプリングポイント
高崎側のスプリングポイント
明覚駅は行き違いをするためにポイントが設けられていますが、電動ではなくバネの力で自動で動くスプリングポイントが高崎・高麗川側の両方に採用されています。

スプリングポイントの仕組み紹介動画

このスプリングポイントは基本的に直線側に固定されており、分岐側が列車が入ってきたときは列車の車輪の力でバネが動き一時的にポイントが切り替えられ、列車が通過すると元に戻るしくみです。詳しくは動画を見て頂ければと思います。

明覚駅八王子側スプリングポイント
八王子側スプリングポイント
八王子側のスプリングポイントは道路脇に設置されているため、まじかで動く様子を観察することが出来ますので、お勧めのスポットです。

都心からも近く風光明媚な明覚駅、八高線も乗客は減るばかりなので是非列車でお越しください!


2020年6月8日月曜日

ワンマン拡大・THライナー運行開始 東武鉄道本線系統ダイヤ改正




2020年6月6日に行われた東武鉄道の本線系統のダイヤ改正について紹介します。

ワンマン拡大で合理化とTHライナー運行開始

加須駅に停車中の区間急行
ワンマン化拡大で廃止となった
区間急行太田行き

・館林以北の完全ワンマン化と南栗橋以北の一部ワンマン化
・THライナー「久喜~恵比寿」間で運行開始
・特急停車駅の見直し
・DL大樹の運行開始
・亀戸線の終電繰り下げ

以前から行われていた伊勢崎線館林駅以北の普通列車のワンマン運転が、全列車になり完全ワンマン化されました。日光線南栗橋以北でもワンマン化が開始され、運転系統の見直しと一部列車のワンマン運転が開始されました。

日比谷線直通のTHライナーが運行開始し、「久喜~恵比寿」間で運転を始めました。

特急列車が半蔵門線から乗り換えに考慮し曳舟に停車するようになり、東武ワールドスクウェア駅は全列車が停車するようになりました。さらにリバティりょうもうが運行区間が太田まで拡大し、東武動物公園駅での分割が廃止されました。

大樹が4往復体制になるのですが、機関車が2両体制になるまでの暫定措置としてDL大樹が運行開始します。

亀戸線は沿線人口の増加を理由として、上下で約20分弱の終電繰り下げが実施されます。

館林以北の完全ワンマン化

ワンマン化の拡大により廃止された
区間急行と普通列車

伊勢崎線で館林以北は特急以外基本的にワンマン運転が実施されていましたが、区間急行・区間準急と一部普通列車がツーマンで運転されていました。それが全廃されました。

区間急行は「太田~浅草」間で朝夕に運転をされていて、優等列車かつ東京方面への直通列車でした。区間準急は「太田→浅草」が片方向1本だけ平日に運行されており、区間急行を補完していました。そして区間急行や区間準急用の車両の送り込みや回送を兼ねて、普通列車のツーマン「太田~久喜」間と一方向の列車「太田→東武動物公園」行きが運行していました。

今まで伊勢崎線館林以北のワンマン区間はワンマン運転が8000系、ツーマン列車10000系列となっていました。それが8000系で統一されました。ワンマン運用拡大に伴い伊勢崎線用の8000系3両編成が足りなくなりました。そこで、10000系2両編成を初めてワンマン用としてダイヤ改正直前に佐野線・小泉線・桐生線用向けに投入し、佐野線で使っていた8000系で補う形となりました。

特急りょうもうが引き続き運行するために車掌さん自体は今後も必要です。直通列車が無くなるインパクトは実際の利便性以上のものを感じます。ワンマン化の流れ自体は仕方ないと思うのですが、最低限の区間急行は残して欲しかったとは感じます。また、区間急行を減らして、10両の半蔵門線系統の急行やライナーを優先したかったんだろうなとも感じます。

南栗橋以北の一部ワンマン化

ダイヤ改正直前の南栗橋駅

東武宇都宮線に投入されていた20400系の車両数が増え、東武日光線の「南栗橋~新栃木」間の一部ワンマン化が実施されました。これに伴い普通列車の運行系統が「南栗橋~東武宇都宮」に変更され、東武日光線と東武宇都宮線が直通運転するようになりました。20400系により「南栗橋~新栃木」で運行していた10000系列が、置き換えられ撤退となりました。

ただ、区間急行や急行などの日光方面への無料優等列車と東武日光線新栃木以北へ向かう列車は、引き続き6050系を使用しツーマン運転を実施します。

おそらく東武伊勢崎線と同じく今後はさらなるワンマン化が進むと思われますので、この体制は暫定的なものとなりそうです。

こちらもワンマン化自体は仕方ないと思うのですが、急行・区間急行がどうなるか気になるところです。日光方面もある程度無料で気軽に行ける列車が必要だと思うのですが、そこのところを東武鉄道がどう考えているか気になります。

THライナー「久喜~恵比寿」間で運行開始

回送列車の東武70090系
THライナー用に投入された
東武鉄道70090系
THライナーが「久喜~恵比寿」間で運行を開始しました。朝は「久喜→恵比寿」の片方向の運行で、夕方は「霞が関→久喜」の片方向です。

指定席料金は段階性です。全区間の場合は朝の上りが680円で、夕方が区間が短くなるため580円です。また、どちらも途中までが乗降のみ、途中からが降車のみ、上りは指定席券不要の乗り降り自由区間が設定されています。上りは「久喜→新越谷」間が乗車のみ、「上野→霞が関」間が降車のみ、「霞が関→恵比寿」は無料で乗り降り可能です。下りは「霞が関→上野」間が乗車のみ、「新越谷→久喜」が降車のみとなっています。

東武鉄道としてはライナーはTJライナー、アーバンパーク・スカイツリーライナーに続き4つ目の列車です。首都圏の地下鉄乗り入れ列車としては西武鉄道の有楽町・副都心線乗り入れ用S-TRAINに続き、二番目の列車です。

車両はTJライナーと同じくマルチシートやデュアルシートと言われるタイプの座席を装備した、通勤電車べ―スの車両です。地下鉄乗り入れ用の70000系をベースとした、70090系が導入されました。全座席のコンセントやFree-WiFiと最近のライナー車両の標準装備を抑えている、標準的使用のライナー用車両と言える思います。

距離を考えると極端に割高というわけじゃありませんが、S-TRAINと比べても高めの設定です。メトロ線内を走るので割高は仕方ない面もありますが、今後の乗車率の推移に注目です。


特急停車駅の見直し

日光線を走る特急リバティ
日光線を走る特急リバティ
半蔵門線との乗り換え考慮して半蔵門線との分岐駅の曳舟に、特急列車が停車するようになりました。朝は上りのみ、夜は下りのみとなっています。

特急リバティりょうもうが太田駅まで運行を拡大し、休日な館林行きが1本増発します。それに伴い東武動物公園駅で行われていた、リバティけごんとの分割が無くなりました。

アーバンパークライナーが大宮発・柏発が2本づつ増便となりました。

東武ワールドスクウェア駅は以前から特急が停車していましたが、全列車停車になりました。

曳舟の特急接続は純粋に良いんじゃないかと思いました。元々北千住~浅草は速度も出せませんし、乗客も少なめです。そうであれば接続するというのは良いと思います。また、ライナーの拡充ですが、選択肢の増加は良いと思いますが誘導ダイヤを組まれると苦痛なので、今後が気になります。東上線の土休日夜は酷いもので、急行はライナーに川越市で無理やり接続する関係で運行間隔は伸びるし遅くなるしで、非常に不便になってしまいました。正直腹立たしいです。そういう点でJRのグリーン車方式は上手いのですが、どうなっていくでしょう…

DL大樹の運行開始


SL大樹が今後車両数が増えるのを見越して、将来の4往復体制を見越し暫定的にDL大樹が運行を開始しました。SL大樹が2往復・DL大樹が2往復となります。そして特急列車が下今市で全列車接続となります。

個人的にはDLは嫌いではないのですが、世間的には見劣りするところがあるように感じます。事実上のSL減便は、今後の旅行需要の一時減少も見越してなのかもしれません。


2020年5月14日木曜日

房総地区新型車両E131系投入へ 209系置き換えへ




JR東日本は2020年5月12日に房総地区に新型車両E131系を投入すると発表しました。これにより現在運行中の209系の置き換えがされるとみられる他、ワンマン運転及び減車が開始されると思われます。

ワンマン対応新型車E131系

房総地区の209系
右が今回一部置き換えられる房総地区の209系
左はジョイフルトレインのB.B.BASE
営業開始時期: 2021年春
投入編成: 2両×12編成=24両
投入線区: 内房線(木更津~安房鴨川)・外房線(上総一ノ宮~安房鴨川)・鹿島線(佐原~鹿島神宮)

今回投入されるのはE131系2両12編成で24両の投入です。房総地区の近郊路線では209系が主流ですが、今回の投入線区は限られるので、209系の一部が置き換えられます。

車両としてはE129系の関東近郊版といった形です。一番の目玉はワンマン運転対応用の乗降確認カメラの搭載です。これにより運転手が座席を離れず外れずに乗降確認が出来、スムーズにワンマン運転を実施することが出来ます。

車内は座席はセミクロスシート、大型トイレというオーソドックスな近郊型車両として設計されています。それに加えて線路状態監視装置、車内案内用液晶モニターの設置、車内防犯カメラと、最近の通勤車両にもついている設備で近代化を図っています。

また、E129系との大きな違いとして、4扉であることです。将来のホームドア設置やE131系意外の房総地区の車両が4扉なので、それに合わせる形だと思われます。

減車とワンマン化か

今回の投入線区は内房線(木更津~安房鴨川)・外房線(上総一ノ宮~安房鴨川)・鹿島線(佐原~鹿島神宮)で、房総地区でも乗客が比較的すくない地域です。まだ発表はされていませんが車両の設備を見る限り、合理化のためにワンマン運転が実施されると思われます。

投入線区で現在運行しているのは、209系の4両編成です。なので、ラッシュ時を除き編成の長さが半分の2両になると思われます。

209系置き換えはどうなるか?

現在房総地区の主力は京浜東北線で運行していた209系を改造し、4両か6両にして車内を近郊運転用にしたものです。今回の投入区間に限って言えば、日中は209系からの置き換えでE131系に統一されると思われます。

その他の線区には209系がまだまだ残るので、どうなるか気になるところです。2017年からE235系の投入で玉突き転属が開始されていますが、その流れでE231系あたりが来るのかと何となく思っていましたが、ワンマン運転でなんとも言えない感じになってきました。209系も投入されて10年以上なので、E131系が本格運用する頃には分かるかもしれません。


2020年3月8日日曜日

さよなら新潟地区キハ40系




新潟地区で使用されているキハ40系列が2020年3月14日のダイヤ改正で、で置き換えられます。今回はそのキハ40系列にスポットを当てます。

只見線キハ48系1500番台
只見線キハ48系1500番台

国鉄型の代名詞キハ40

キハ40系列は国鉄型気動車の代名詞とも言える車両です。もう一つの国鉄型の代名詞とも呼べるキハ58系列が急行などの優等列車向けだったのに対して、キハ40系列は通勤や地域の足向けの一般形車両として作られました。

新潟地区では只見線・磐越西線・羽越線・信越線でキハ40が運用されています。車両は全て新津運輸区所属となります。

2018年よりGV-E400系が導入され、2020年3月14日ダイヤ改正で一般運用のキハ40系が完全に置き換えられることになります。

只見線用のキハE120系
只見線用キハE120系
郡山運輸区所属の只見線用キハ40系も、新潟地区からのキハE120系の転属ですべて置き換わります。

最新型GV-E400系に押し出される

新津運輸区に停車するGV-E400系
新津運輸区に停車する
GV-E400系
新潟地区のキハ40は以前からキハ110系やキハE120系により、少しずつ車両は置き換えられていました。JR東日本が各地のキハ40置き換え用にGV-E400系の大規模導入を決定し、今回の置き換えへとなりました。

GV-E400系は今までの気動車とは違いディーゼルエンジンで発電し、モーターで車両を動かします。コストの関係で車両を動かすための蓄電池は搭載されていないので、その点がハイブリッド気動車との違いです。

新潟地区で見れる様々なキハ40

新潟地区では新潟運輸区のキハ40系列が使用されています。新潟地区ではキハ40系、キハ47系、キハ48系が使われています。

JR東日本キハ40系2000番台
只見線小出駅停車中
キハ40系2000番台
キハ40系は両運転台の一両で運転できる車両となります。500番台と2000番台が所属していて、500番台は寒冷地向けで2000番台は本来暖地向けとなっています。

キハ40系列では新潟地区に限らず、暖地向けを寒冷地で寒冷地向けを暖地で使用されていることがあります。

只見線小出駅停車中のキハ48系500番台・1500番台
只見線小出駅停車中
キハ48系500番台・1500番台
手前が500番台、奥が1500番台

キハ48系は500番台と1500番台が使用されています。特徴は片方側だけに運転台が
なく、営業運転では1両の運行ができないことです。500番台と1500番の両方とも寒冷地向けで、違いはトイレの有無となっています。


会津若松駅に到着するキハ47系
会津若松駅に到着する
キハ47系
キハ47系も活躍しています。キハ47系もキハ48系と同じ片側運転台となっていますが、両開きの通勤電車タイプのドアとなっています。



新潟地区ではキハ40・47・48と、キハ40系列すべてを見ることができました。それが一気になくなってしまい寂しいものです。ただ、赤字路線も多いローカル線に新車が一気に投入されるのは良いことと、明るくも捉えたいものです。


2019年11月29日金曜日

新横浜線部分開通 相鉄は都心へ




JRとの直通ため、相模鉄道新横浜線が2019年11月30日に開通します。相鉄新横浜線を中心に、今後開通する東急新横浜線についても紹介します。

記事作成日: 2018.12.14/記事更新日: 2019.11.29
※記事更新に合わせて記事タイトルも変更しました。


JR東日本E233系7000番台
新横浜線に乗り入れる
埼京線・川越線 JR東日本E233系7000番台

新横浜線開通で渋谷・新宿方面へ

相鉄ではJRと東急に直通するために工事を進めてきましたが、2019年11月30日に相鉄新横浜線が部分開通します。これにより相鉄とJR湘南新宿ライン・埼京線・川越線が直通することになります。渋谷駅や新宿駅を経由し最長距離を走る列車では、「相鉄海老名駅~JR川越線川越駅」を結ぶことになります。「海老名~横浜~新宿」間の場合、現状1時間10分~1時間30分程度の時間が、どの時間でも安定的に1時間程度で結ばれます。「海老名~新宿~川越」の最長列車の場合、2時間程度で結ばれます。

更に2022年下記には相鉄新横浜線が横浜国大駅より新横浜駅まで延伸し、東急が新横浜駅から日吉駅まで東急新横浜線を開業し、相鉄から東急東横線・目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道と4社へ乗り入れる予定です。

最終的に相鉄新横浜線と東急新横浜線が開通するわけですが、これは西武有楽町線と東京メトロ有楽町線と似た命名方式です。

運賃は横浜経由が安い

JRとの直通にあたり、乗り継ぎ割引の設定はありません。更に新線建設や高架化など多額の費用がかかる時に設定される、割増料金にあたる加算運賃が30円設定されます。そのため目的地によって横浜経由のほうが、安くなる場合が多いので注意が必要です。

たまに使う方は良いのですが、頻繁に使う方は利便性・時間・運賃のバランスに注意が必要です。

埼京線は一部減便へ…

埼京線の快速の「武蔵浦和~大宮」間が各駅になり、その分同区間の各駅停車が減ります。通勤快速については変更がありません。

日中の快速がメインということや、湘南新宿ライン・上野東京ラインと新宿・東京方面の速達列車が拡充されたことにより、影響は小さいと思います。しかし、影響がないわけではないので、嬉しいとも言えないのも事実です。

当面はJRがE233系・相鉄が12000系を使用

乗り入れに使用されるのはJRがE233系7000番台で、埼京線・川越線で使用されている車両を使います。乗り入れに合わせて増備が行われました。運用としては「海老名~川越」駅間で、全区間で運用されます。

相鉄側はJRのE233系をベースとした11000系に更に手を加えた、12000系を使用します。こちらの運用区間は「海老名~新宿」駅間の予定です。

内装と外装に違いはあるものの、どちらも基本的な仕様は同じです。12000系もATACSを搭載するので、運用上は全区間可能です。

また、相鉄線は信号システムをJRと同じ仕様のATS-Pに変更しています。そのためJR東日本の車両であれば、理論上は殆どの車両が相鉄に乗り入れ可能です。更に将来相鉄に乗り入れるであろう東急・メトロ・都営車についてもJRと同じATS-Pを搭載するようになるので、相鉄乗り入れ対応車はJRへの直通が可能になります。昔みたいな伊豆急直通の東急車など、見てみたいものです…

東海道貨物線の更なる旅客線化

JRへの乗り入れでは羽沢横浜国大駅からはJR方面への分岐があり、東海道貨物線を経由し鶴見で横須賀線と合流し、湘南新宿ラインと同じ経路で渋谷・新宿方面を目指します。東海道貨物線は現在一部の列車が旅客営業する以外は、貨物列車しか運行していません。この乗り入れで初めて一日を通しての旅客営業が開始されます。

利便性向上と複雑な乗り入れの課題

今回の新横浜線には、JR東日本湘南新宿ライン・相鉄本線が乗り入れる予定で、今後東急東横線・目黒線が乗り入れる予定です。これにより相鉄各駅から渋谷・新宿方面には二経路で、目黒方面には一経路で行くことが可能になり、利便性が向上することは間違いありません。

東急線は更に東京メトロ副都心線・南北線、都営三田線などと一体で運行を行っており、JR湘南新宿ラインは埼京線との一体運行を行っています。なので、乗り入れ先の路線が遅れることで、超広範囲に遅れが広がる可能性があります。

西谷駅・羽沢横浜国大駅・日吉駅などで、どこかで運休が発生した時には乗り入れ中止の対応が行われると思います。なので一つが止まって全体が止まるというようなことは無いと思いますが、軽微な遅延が大規模に広がることは避けられないでしょう。


2019年11月20日水曜日

JR化後初の山手線工事運休 高輪ゲートウェイ線路切り替え工事




2019年11月16日に山手線と京浜東北線が工事運休を実施しました。これは新駅「高輪ゲートウェイ」の設置に伴う線路切り替え工事のためで、山手線の工事運休はJR化後初となります。今回はその工事に伴う折り返しの様子をレポートします。

山手線は半日・京浜東北線は終日運休

今回の運休では山手線が、「上野~大崎」駅間で運休しました。時間は始発から16:00頃までで、運休区間は大きかったものの運休時間はある程度抑えられていました。

京浜東北線は「田町~品川」駅間で運休しました。時間は終日で、運休区間は最小であるものの、時間は十分とったものとなりました。

普段も山手線・京浜東北線は事故などで運休することはありますが、数時間で運転再開するトラブルであれば、数時間全線止めてしまいます。逆に長期間かかる時は、京浜東北線と山手線はそれぞれの線路を走ることができるので、山手線が京浜東北線を走るなどして対応してしまいます。そのため、今回のように決まった区間を完全に止めて折り返しするのは、比較的珍しい運用です。

運休したのが土曜日で人の流れがある程度少ない日であったものの、主要2路線が運休したので地下鉄各線での振替輸送の他、上野東京ラインや埼京線・りんかい線の増発を行っていました。

振替乗車は切符か定期を見せるだけで、振替乗車票の発行はありませんでした。ニュースや駅の掲示なども積極的に行ったため、大きな混乱はないようでした。しかし、外国人観光客の方はかなり迷っているようで、今後こういった運休の時は数か国語に対応した、乗り換え早見票のようなものは設置すべきだと思います。

上野駅では山手線が並走

回送列車と営業列車が並走する山手線上野駅
並走する山手線E235系
左が回送・右が営業列車
上野駅の山手線折り返しでは、山手線の車両同士の並走が見られるなど、少し珍しい光景も見ることができました。

回送と折り返し待ちのE235系
左は3番線の回送・右は2番線の折り返し列車
外回り列車は平常時も使う山手線3番線に到着し、そこで一旦回送となります。

上野駅の引き揚げ線に向かうE235系
引き揚げ線に向かうE235系
回送列車は鶯谷駅寄りにある引き揚げ線に向かいます。

信号待ちのE235系
左 信号待ちの
営業線上の列車
3番線に到着する列車がいつもより長い時間線路上にとどまるため、上野駅手前では信号待ちで停車する列車が多く見られました。

並走する山手線の回送と営業列車
こうして駅手前で営業列車が一旦停車し、引き揚げ線の回送列車とタイミングが合う形となり、入線時は並走する形となりました。


そして山手線内周り2番線に到着した列車は、折り返し大崎行きとなり営業列車として発車していきます。上の動画は、上野駅での折り返しをまとめたものです。

大崎駅でも折り返し

大崎駅でも折り返しが行われていましたが、通常の運用でも大崎止まりが設定されているため、あまり珍しい光景はありませんでした。

大崎駅に到着する回送列車
大崎駅に到着する内回り列車
大崎駅に到着した内回り列車は、ここでも一旦回送列車となり引き揚げ線に向かいます。到着列車の使用ホームは山手線内回り1・2番線ホームで、交互に使用していました。

山手線外回り4番線に向かう回送列車
4番線に向かう回送列車
引き揚げ線に向かった列車は、山手線外回り4番線に向かいます。この4番線は、普段から始発列車のホームとして使われています。到着ホームと違い、発車列車は4番線に固定されていました。

ただ、普段外回り列車は始発列車以外は3番線が基本なので、間違って3番線に並ぶお客さんの姿も見られました。この点は駅員さんが放送で、積極的に対応していました。


上の動画は大崎駅での折り返しの様子を、動画でまとめたものとなっています。

京浜東北線珍種別田町行き

京浜東北線の田町行きの行先表示
京浜東北線の田町行きの
側面行先表示器
京浜東北線は「品川~田町」駅間で運休となったのですが、そのため田町行きという珍しい行き先が見られました。

折り返し列車となる京浜東北線4番線停車中の列車
京浜東北線4番線停車中の回送列車
南行の列車は通常通り、京浜東北線4番線に到着します。そして一旦回送列車となり、浜松町寄りにある引き揚げ線へ向かいます。

山手線線路を跨ぐ京浜東北線E233系
山手線の線路を跨いで引き上げ線に向かう様子
引き揚げ線は山手線と共用で、山手線の線路に挟まれるようにあります。そのため山手線の線路を跨いで引き揚げ線に向かいます。

引き揚げ線から京浜東北線4番線に向かう列車
引き揚げ線から京浜東北線4番線に向かう
回送列車
引き揚げ線に向かった列車は、そこから折り返して京浜東北線4番線に向かいます。折り返した列車は通常の営業列車と同様に、京浜東北線1番線から北行となり発車していきました。


上の動画は田町駅での折り返しの様子を、動画でまとめたものとなっています。

タイトな運用 京浜東北線品川駅折り返し

品川駅での折り返しは、タイトな運用となっていました。

横で工事の進む京浜東北線品川駅
隣で工事が進む京浜東北線品川駅
北行の列車は品川駅5番線に到着します。引き揚げ線などには行かず、その場で折り返しとなります。他の駅では引き揚げ線を使い比較的余裕をもっていましたが、品川駅は5番線ホームだけを使った折り返しで、あまり余裕はありませんでした。

大井町駅寄りの工事の様子
大井町駅寄りの工事の様子
工事の様子は京浜東北線のホームから見ることができました。

田町駅寄りの工事の様子
田町駅寄りの工事の様子
大井町駅寄り・田町駅寄りそれぞれで工事が進んでいるのが、見ることができました。時間が限られているので、マンパワーを使って迅速に進められていました。

上の動画は品川駅での折り返しの様子を、動画でまとめたものとなっています。

今回の折り返しレポートは以上となります。ニュースで注目度が高った割に、鉄道ファンは意外と少なかったように感じます。今回のように落ち着いて今後も珍しいイベントが終わるとことを願います。


2019年6月23日日曜日

久々の寄居直通! 東上線団体臨時ブルーバード号50090系




2017年1月21日に東武東上線で運行された団体臨時用列車「Blue bird(ブルーバード号)」の運行の様子を写真・動画や、50090系・8000系ブルーバード号について紹介します。
撮影日: 2017.01.21/更新日: 2019.06.23

久々の寄居直通

東武鉄道50090系51092F Blue bird号ヘッドマーク
ブルーバード号ヘッドマーク
今回運行されたのは団体臨時用としての運行で、東武トップツアーズ企画による「ブルーバード号で行く!ママ鉄 豊岡真澄さんと東上線全線の旅 in 寄居」のお客さん向けの運行です。

アイドルの豊岡真澄さんや南田マネージャーが添乗し列車のマイクパフォーマンスを行ったり、終点寄居ではステージショーが行われるような内容となっていました。各種限定のお土産の配布もあったようです。

50090系51092F(10両編成)フライング東上カラーの車両に「ブルーバード号」の装飾を付けて、池袋駅から寄居駅まで直通で運行されました。以前は池袋駅から寄居駅までの直通の6両編成の特急が運行されたいましたが、特急が10両化されて以降は定期運転での寄居行きは無くってしまいました。

また、以前は臨時・定期共に6両での直通運転だったので、今回の10編成での直通はとても珍しいものです。

50090系「ブル-バード号」バージョンへ

池袋駅停車中の東武鉄道50090系51092Fブルーバード号
池袋駅停車中
今回使用された車両は50090系51092Fで、この50090系では一編成だけが東上線で昔走っていた「フライング東上号」をイメージしたカラーリングにラッピングされています。その車両にブルーバード号の装飾がされました。

東武鉄道50090系51092F ブルーバード号側面表示器
側面表示器
前後の先頭車両には写真にあるように、ヘッドマークのシールは貼られています。側面表示器の下にもブルーバード号のエンブレムが貼り付けられています。

変わった線路で寄居まで

高坂駅の待避線に入る東武鉄道50090系51092F ブルーバード号
高坂駅の待避線に入る
「ブルーバード号」は普通列車の合間を縫って走るため、ゆっくりとしたダイヤでした。池袋駅を出ると志木駅で5分停車し営業列車に追い越され、森林公園では休憩を兼ねた40分停車もありました。

道中では普段営業列車が入らない線路を使っての運行でした。下板橋駅では下板橋駅付近にある電留線を走行し、高坂駅では試運転列車など以外使わない待避線に一旦停車し、森林公園では森林公園検修区内の線路を走行して寄居駅を目指しました。

写真を撮影して高坂駅では待避線ゆっくり侵入し30秒ほど停車したのちに、警笛を鳴らして出発していきました。

森林公園ではFライナー運用に入っていた渋谷Hikarie号とのツーショットもあり、ツアーのお客さんや我々鉄道ファンも喜んでいました。

荒川橋梁を渡る東武鉄道50090系51092F ブルーバード号
荒川橋梁を渡る
「鉢形~玉淀」間にかかる荒川橋梁では、減速しての走行でした。ツアーのお客さんと、私や周りで撮影していた人たちで手を振りあっていました。そして、添乗していた南田マネージャーがこちらに「お疲れ様~!」と言いながら手を振っていたので、周囲から笑いが漏れていました。

寄居駅停車中の東武鉄道50090系51092F ブルーバード号
秩父鉄道とのツーショット
ツアーのお客さんは寄居駅到着後に、近くホールへトークショーのために移動していきました。ブルーバード号はすぐには発車せず、一時間程度寄居駅で停車したのちに回送列車として出発していきました。寄居駅停車中の間、普段見ることの出来ない車両たちとのツーショットを見ることが出来ました。

8000系もブルーバード号に

東武鉄道8000系8198F ブルーバード号
東武鉄道8000系8198F
ブルーバード号
8000系ワンマン車にも一編成だけフライング東上号カラーの車両がありますが、この日はこの編成もブルーバード号のヘッドマークが付けて一般営業運転に入っていました。



ブルーバード号の動画です。0:34頃が高坂駅発着、2:46頃が荒川橋梁通過、4:38頃が寄居駅での様子、6:45頃が8000系ブルーバード号の映像です。

さよならブルーバード号

さよなら8000系ブルーバード号ヘッドマーク
8000系ブルーバード号につけられた
さよならヘッドマーク
2019年2月に50090系ブルーバード号の運行が終了しました。運行終了前には、さよならマークのシールが先頭車両に貼り付けられました。運行終了後にブルーバード号に使われていた51092編成は、すぐに川越アートトレインとして再ラッピングされて運行開始しました。

2019年7月には8000系のブルーバード号の運行が終了が決定しました。6月からこちらも先頭車車両にさよならヘッドマークが付けられています。

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東上線90周年でリバイバル塗装2編成運行開始へ


2019年3月26日火曜日

日比谷線でも着席列車 東武70090系運行へ




東武鉄道は2019年3月26日に70000系をベースとした転換クロス列車70090系を、2020年度より運行すると発表しました。この列車で日比谷線直通の着席サービス列車を運行します。

東京メトロでは2例目の着席サービス列車

中目黒駅に到着する東武鉄道70000系
ベースとなる東武鉄道7000系
今回導入されるのは既に日比谷線直通用として運行されている70000系をベースとした、70090系となります。

坂戸駅を出発する東武鉄道50090系
着席サービス列車TJライナーで使用されている
東武鉄道50090系
座席はロングシートとクロスシートを切り替えることが出来るタイプで、東武50090系と同じタイプ車両です。

東京メトロの有料列車はこれまでに小田急線との直通の特急ロマンスカーと、今回導入されたタイプと同じ形で西武線と副都心・有楽町線直通列車で運行している着席サービス列車ライナーが運行されています。なので着席サービス列車としては2例目となります。

詳細は今後発表

日比谷線直通の着席サービス列車との発表ですが、料金や停車駅については今後発表としています。

地下鉄での着席サービスとして成功させられるか

先輩列車にあたるSライナーですが、正直なところ乗車率はあまり高くありません。価格設定や停車駅が原因と言われていますが、兎に角成功とは言えないのが現状です。そこの辺りは上手く織り込んで、指定席料金や停車駅を設定して成功出来るかが、今後地下鉄での着席サービス列車の普及に関わってきそうです。


東急2020系・6020系 2018年春運転開始




2017年3月17日に導入を発表し、2018年3月28日より運行を開始した東急電鉄2020系を紹介します。2017年10月12日導入を発表し2018年3月28日より運行を開始した東急6020系や、2019年3月26日導入が発表された3020系もう紹介します。
記事作成日: 2017.03.21/記事更新日: 2019.03.26

2018年春から順次運行

東急電鉄8500系
東急電鉄8500系
田園都市線では2017年度現在古い順から、8500系・8590系・2000系・5000系の4種類が運行されています。この中でも8500系は1975年に登場した古い車両で、5000系などで置き換えが行われていきましたが、まだまだ多くの車両が運行している状況です。

東武伊勢崎線で乗務員訓練を行う東急電鉄2020系
東武伊勢崎線で乗務員訓練を行う東急電鉄2020系
8500系の置き換えを含めた理由で投入されるのが、2020系です。2020系の前は6000系が最新形式でしたが、2020年オリンピックや2022年の東急100週年に向けて、変則的に2020系という車両形式が当てられました。2018年春に最初の3編成が運行開始し、その後も順次投入が続けられます。


5000系から一新

田園都市線の主力で最新形式の5000系と比べると、外観と内装は一新されます。外観は窓下に帯があるデザインから、ホームドアを見据えた車両上部に白とラインカラーの緑の帯をあしらったデザインとなります。

伊勢崎線を走る田園都市線の5000系
東急5000系
先頭車両のヘッドライトは首都圏の車両では珍しく、上部の行先表示器横に左右一つづつと連結器上の部分に左右二個づつと、計6つのヘッドライトが装備されます。山岳地帯や降雪地域では見通しを良くするため多くのヘッドライトを装備するのは珍しくありませんが、首都圏の通勤列車では珍しいです。

E235系の網棚上の液晶モニター
E235系の網棚上の液晶モニター
車内の内装は山手線E235系に近いものとなっています。各車両に車いすやベビーカー用のフリースペースを配置します。液晶モニターはドア上だけでなく、網棚上にも設置されます。座席は5000系の一部車両で採用されはじめているハイバック仕様で、座面の改良のほか背もたれが大型化されていて、通勤用の座席の中でも凝ったものとなっています。そのほかに空気清浄機も搭載されます

モーターなど電装系も最近の車両では一般的なものとなるようです。次世代半導体となるので、近年の標準SiC半導体を使用した高効率なインバーターが採用されるようです。さらに車両のモニタリング装置も従来より強化され、故障の防止に努めます。

注目すべきはブレーキシステムで、路面ブレーキとディスクブレーキの併用が復活しました。2000系などでは動力台車は路面ブレーキで付随台車はディスクブレーキとしていました。しかし、3000系以降は路面ブレーキに一本化されています。この後東横線で5000系が降雪時に雪やゴミでブレーキ力が弱まり、前方に停車する列車へ後続列車が追突する自体が発生しました。これを受けて復活に踏み切ったのではと思います。

2018年3月28日より運行開始へ

半蔵門線押上駅に到着する東急電鉄2020系
半蔵門線押上駅に到着する
東急電鉄2020系
2018年3月28日より運行を開始しました。田園都市線で運用されている車両は、8590系を除き東京メトロ半蔵門線を経由し、東武伊勢崎線まで直通運転を行います。しかし、2020系は当初半蔵門線の終点押上駅までの運用でした。運転台には田園都市線・半蔵門線内のみの運行を示すシール、通称サークルKマークが貼られています。

東武鉄道70000系と並ぶ東急電鉄2020系
東武鉄道70000系と並ぶ乗務員訓練中の東急電鉄2020系
営業運転前なのでサークルKシールが貼られている
田園都市線と半蔵門線での運行を開始した後に、乗務員訓練を東武伊勢崎線で行い、2018年10月1日より伊勢崎線への乗り入れを開始しました。



姉妹車6020系大井町線導入へ

急行運用に入る東急電鉄6020系
営業運転中の東急電鉄6020系
2017年10月12日に2020系とほぼ同一設計の6020系を2018年春に、大井町線へ導入すると発表しました。大井町線の急行用としての導入で、2編成14両が導入されました。運行は2020系と同じ、2018年3月28日より開始しています。

東急電鉄6020系Q SEAT
Q SEAT
基本的には2020系と同じ仕様ですが、大きく違うのは「Q SEAT」が連結されていることです。7両編成のうち1両がQ SEATで、座席が通常のロングシートではなく座席の方向が転換出来るマルチシートを採用しています。この車両は一部列車で指定席となり、着席保証サービスを12月14日からスタートしています。

更に姉妹車3020系導入へ

東急電鉄は2019年3月26日に目黒線へ3020系を導入すると発表しました。2019年秋に6両3編成が投入されます。

2022年度からは目黒線が8両編成化するので、数年だけ6両で運行するとみられます。なので、6両が見られるのは短い期間となりそうです。


2019年3月21日木曜日

川越特急運行開始と直通運転快速急行延伸の東上線ダイヤ改正




2019年3月16日に東武東上線では大幅なダイヤ改正を実施しました。川越特急新設による特急の11年ぶりの定期運行、副都心線からの快速急行の小川町延伸が実施されました。

川越特急で11年ぶりに特急復活

坂戸駅を出発する50090系川越特急
運行を開始した川越特急
行先表示が専用のフォントになっている
東上線では2008年の副都心線開業に合わせたダイヤ改正まで、「池袋~小川町」間で特急列車を運行していました。今回のダイヤ改正で川越特急が「池袋~小川町」間で運行され、11年ぶりの復活となりました。

運行は池袋発の下りが「池袋→小川町」間、森林公園発の上りが「森林公園→池袋」間の運行で、「池袋~東松山」間が優等運転で「東松山~小川町」間は各駅停車での運行です。「池袋~川越」間は快速急行より少ない一駅のみの停車で、JR武蔵野線と接続する朝霞台駅のみの停車です。そのため下り最速列車は、「池袋→川越」間を26分・「池袋→小川町」間を1時間1分で結びます。

車両は50090系のみを使用し、座席はTJライナーと同じ進行方向と同じ向きでの運行です。先頭車両の行先表示器には、「川越特急」の専用のフォントで表示されます。

地下鉄車の快速急行延伸で東急・メトロ車が小川町駅へ

小川町駅停車中の東急5050系4000番台
小川町駅停車中の
東急5050系4000番台
土休日のみ運行の「みなとみらい線・東横線・副都心線・東上線」の4社に跨って運行される快速急行の下り列車が、森林公園から小川町まで延伸されました。これにより東急車・東京メトロ車の小川町乗り入れが、定期運行として開始されました。

小川町駅に到着する東京メトロ7000系
小川町駅に到着する
東京メトロ7000系
3本の列車が運行され、2本が東急車1本が東京メトロ車での運転となります。

下りはFライナーとして運行
小川町到着後は折り返し、小川町発の急行Fライナーとして元町・中華街駅までの運行となります。

キハ110系と並ぶ東急5050系4000番台
キハ110系と並ぶ
東急5050系4000番台
小川町延伸により、東急車や東京メトロ車とJR東日本キハ110系気動車と並ぶ、ユニークな光景が見れるようにもなりました。

ダイヤ改正初日の様子

TJライナー指定席化で値上げも

ダイヤ上は変化はないのですが、TJライナーが指定席化されました。これによって全ての列車で、50円の値上げが行われました。

登場時は目新しい車両でしたが、各社がライナー列車を登場させ目新しさも無くなりました。車両設備も後発の列車のほうが当然良いので、値段上げするからにはそれに準じたものにして欲しいものです。


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