2015年4月28日火曜日

JR東日本 2015年度設備投資計画を発表




2015年4月28日にJR東日本は2015年度設備投資計画について発表しました。その中から鉄道に直接関係のあるものをピックアップして紹介したいと思います。

新宿駅に停車中のE351系特急スーパーあずさ
中央線スーパーあずさを中心に活躍する
E351系特急電車

車両関係

・南武線E233系の投入継続
・新潟地区E129系投入継続
・E353系量産先行車の投入
・GENBI SHINKANSEN運行に向けたE3系改造

事業計画に記載されていた車両関係の情報は以上です。

今まで未発表の新しい情報はとくに有りませんでしたが、せっかくのなので以前発表された情報を元に事情計画に記載されていた今年度の新製車両について紹介します。

南武線は去年からE233系の運行が開始されていて、計35編成の投入が予定されています。

E129も去年から運行されていますが、新潟地区の115系置き換えのため今年も投入が続けられます。

E353系は中央線特急スーパーあずさを中心に使用されているE351系の置き換え用車両で、予定通りですと夏以降に量産先行車が落成の予定です。

「GENBI SHINKANSEN/現美新幹線」は上越新幹線で運行予定のジョイフルトレインで、名前の通り現代アートをテーマにした列車です。E6系投入で余剰になったこまち用E3系が使用される予定で、運行は2016年春以降の予定です。

その他投資

安全対策はホームドア・耐震補強・降雪時の分岐器不転対策・ATOS更新など2014年度と概ね同じようなことが書いてあります。しかし、先日の山手線の架線柱が倒れるトラブルがあったからだと思いますが、「電車線支持物耐久補強」という項目が追加されました。

もう一つ去年に無かった項目は、新技術の導入として「電力貯蔵装置新設」があります。これは回生ブレーキで余剰になった電力をリチウムイオン電池などに一時的に貯蔵し有効活用する設備で、近年大手私鉄などを中心に普及が進んでいます。イメージ画像に209系3000番台が使用されているので、八高線か川越線に導入されるのかもしれません。その他はCBTCとATACSの導入など2014年と同じような内容でした。

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