2014年12月18日木曜日

「北斗星」廃止で苦しむ第三セクター




2014年12月16日の記者会見で「青い森鉄道」の小林巧一社長が「北斗星」廃止の方針に対し、危機感を示したとの報道がありました。同社の2013年度の旅客運輸収入21億4100万のうち、「北斗星」「カシオペア」から収入が3億8800万と大きな収入源となっていて、「北斗星」廃止は大きな問題です。

北斗星を牽引するEF510形電気機関車

これら寝台特急に対して青森県は以前から運行本数の増加や増結などを求めていました。そして北海道新幹線の運行に伴い切り離される木古内~五稜郭間の第三セクター会社も収入の観点から存続を求めています。

平行在来線分離によって生まれた第三セクターは責任の所在を明確にするために作られた側面とJRの経営を間接的に助けてる側面を持ちます。そういう意味ではJR側の協力があっても良いと思いますが、JRも資本企業である以上は利益が出なければ運行は難しいのは明白ですし、元も子もありません。両者が責任を持ち第三セクター・JR両者に利益が出せる提案が必要と感じます。

主な負担はJRがするにしても、客車や機関車の新規製造のコストを一部負担するなど、第三セクターもある程度身を切ることも考えてみると良いのかもしれません。そうすることで費用の負担こそ発生しますが、寝台列車存続の危機感などは共有することが出来ると思いますし、トータルで黒字ならば問題ありません。

寝台特急を本気で存続することを考えるのであれば、やはり新しい形を模索することは必須なのではないでしょうか。

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