2014年12月10日水曜日

世界最長距離を走った貨物列車と日本の関係




2014年12月9日に中国~スペインを結ぶ最長距離を走る貨物列車が21日間かけてマドリードへ到達しました。

この列車は通常運行の前に行われる試験で、中国東部の浙江からカザフスタン、ロシア、ポーランド、ドイツ、フランスを経由しスペインのマドリードまで運行されました。2015年の定期運行を目指しており、月に2往復程度の運行を計画しています。

中国はEU諸国との経済的結びつきが強いのでこのような列車が運行されたわけですが、近年日本のトヨタ自動社なども部品輸送のため新潟港からロシアのウラジオストクを経由してモスクアやフィンランドに近いサンクトペテンブルグなどにシベリア鉄道を使い輸送しようと以前から試行錯誤しています。

コスト的には船のほうが安いのですが、到着日数が船便の半分の2週間ということやリスク分散という観点から生まれた計画のようです。しかし、シベリア鉄道の輸送品質などがあまりよくないようで、順調というわけではないようです。

今回運転された貨物列車はロシアのモスクワも経由するようなので、順調に運転が行われ輸送品質が確保することが出来るのであれば、中国を経由して日系企業も荷物を送るようになるかもしれません。さらに生産という面でも日本より中国で作るメリットが大きくなると思います。

しかし、ロシアの諸外国との関係悪化でカザフスタン経由の国際鉄道路線の運行停止なども発生していて、こちらも全てが順調とはいかなそうです。

スポンサーリンク


0 件のコメント:

ブログ内を検索

スポンサーリンク

オススメの投稿

三ヶ尻線甲種輸送終了 今度はどこから電車を運ぶ?

 三ケ尻線どうして部分廃止になったかや、今後どこから甲種輸送する可能性があるかについてを紹介します。 石炭輸送と終わる三ヶ尻の役目 最後の甲種輸送を記念するヘッドマーク 三ヶ尻線は「武川~熊谷貨物ターミナル駅」間を結ぶ、秩父鉄道の貨物線です。旅客と貨物線を持つ私鉄は数少ないので、...