6000系について
3000系の置き換え用として、3両×2編成の計6両が2015年度は導入されます。1997年から2000年にかけて導入された、5030系以来の新型車両です。製造は前回同様に川崎重工が行います。
VVVF、全閉外扇型誘導電動機(一般的な構造の交流モーター)やフラット防止機能付きブレーキを採用など、特別な新技術の採用はなく堅実な設計のようです。編成は「Mc-T-Mc」の組み合わせで、現在保有する編成では採用されていなかった、先頭車両端がM車の組み合わせになっています。車体はアルミ製です。近年西日本を中心に進んでいる編成どうしを連結した際に取り付けられている、先頭車両への転落防止ホロも取り付け可能な構造にします。
車内について特筆する点として、一般的な車両より多い全車両への車椅子・ベビーカースペース設置と、山陽電鉄では初の全車両へのラインフローファン(車内の空気を循環させるためのファン)があります。
営業運転は来春の予定で、普通列車から直通特急までと広い運用につく予定です。なので、将来的には、阪急・阪神と他社線でも見ることが出来そうです。
置き換え対象として明言された3000系ですが、1964年から導入を開始した非常に古い車両です。現在発表されているのは2編成の導入ですが、今後も継続して多くの車両が置き換えられていくと思われます。
M車・・・モーターがついている車両
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