記事作成日2015.05.07/最終更新日: 2015.09.08
キハ11形購入について
2015年5月7日にひたちなか海浜鉄道はキハ11形を購入したと発表しました。今回購入した車両はJR東海やJR東海の子会社の東海交通事業が使用していた車両で、JR東海からキハ11-123を1両導入し、東海交通事業からはキハ11-204とキハ11-203の2両を導入しました。キハ11は新型気道車のキハ25系の導入で運用離脱が進んでいて、先日も余剰になった16両がミャンマーへ譲渡すると発表があったばかりでした。
この車両をひたちなか海浜鉄道は2015年4月22日に購入し、4月28~30日にトレーラー輸送で搬入を行いました。
ATSの取り付けが済んでいない為に運行開始日は未定で、車両塗装も今後検討の上発表するそうです。5月17日に行われる同社の開業7周年イベントで一般向けにもお披露目されました。
追加で2両導入
2015年9月8日に東海交通事業はキハ11形300番台を2両JR東海から購入し、同社が保有しているキハ11形200番台を置きかると発表しました。この余剰となったキハ11形2両も、ひたちなか海浜鉄道へ譲渡される予定です。
旧型車両の置き換えも
同社の運用している車両のうち半分程度は平成に入ってからのものですが、半分はキハ22形ベースのキハ222やキハ20形、キハ2000形など50年近く経つ車両が使用されています。
これら車両はあまりに古いため保守部品の枯渇していたり、性能が違うために新しい車両とは別に運用する必要があったりする状態です。具体的にどの車両をいつ置き換えるなどの発表はされていませんが、古い車両の置き換えが近いうちに行われる予定です。
古い車両たちの運行ダイヤは週末に限り掲載されているので、興味があるかたは今のうちに見に行くことをお勧めします。ひたちなか海浜鉄道以外にもこのような古い車両を運行している会社は数社あります。しかし、保守部品などが手はいらない以上はどこも大きな故障などが起きたら修理することができません。なので、走っているうちに少しでも早く見ておいたほうが良いと思います。
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