新造・リニューアル編成1号運行開始
今回運行を開始するのは 261(Mc・リニューアル)-181(T・新造)-161(Tc・リニューアル)の一編成です。中間車1両が新造され、両端の2両がリニューアル工事が実施されました。改造はあすなろう鉄道ではなく、2015年春まで運営していた近鉄の高検車区(大阪府八尾市)まで陸送され行われました。
リニューアル工事は座席などを含めた車内の改造に、あすなろう鉄道としては初の冷房取り付け工事が行われました。冷房は屋根上でなく埋め込み式のようです。パステル調の単色で塗装されていた車両も、横須賀色を彷彿させる下半分がブルーで真ん中がクリーム色、上部が細くブルーの塗装へ変更されました。
この第一編成は9月27日に四日市駅構内で式典を行った後、四日市10:02発内部行きの列車から一般営業を開始します。
一部は50年以上前の車両
あすなろう鉄道では3両×4編成・2両×1編成の計14両が在籍しています。そのうち半数近い6両が50年前の車両を改造して使用しています。
改造車両の内訳としては1949年製の北勢鉄道モニ210形であるモニ227-モニ229計3両を中間車サ121-サ123へ改造、1950年代中頃製造の三重交通サ360形サ131・133計2両をク114・115、サ123計1両をサ124として改造して使用しています。残り8両については近鉄時代の1982~1983年にかけて製造された車両です。
6両は50年以上前の車両がベースで、残り8両も30年以上使用されている車両で全ての車両が老朽化しています。そのため今回リニューアルした編成も含め、今年度から4年間で6両の新造と8両のリニューアルが行われる予定です。
また、車両のリニューアル・新造費用ですが、四日市あすなろう鉄道は負担軽減のため鉄道施設・車両の保有は行っていません。形としては四日市からの無償付与という形になっています。そのため、四日市市が費用の大部分を負担しています。
また、車両のリニューアル・新造費用ですが、四日市あすなろう鉄道は負担軽減のため鉄道施設・車両の保有は行っていません。形としては四日市からの無償付与という形になっています。そのため、四日市市が費用の大部分を負担しています。
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