2015年1月1日木曜日

中国に世界最大の鉄道メーカー誕生




2014年12月30日に鉄道会社規模世界2位の中国南車グループと1位の中国北車グループが合併し、世界最大の鉄道車両メーカー中国中車股フン(-にんべんに分)有限公司(略称は中国中車)が誕生すると発表がありました。

大宮駅に到着する北陸新幹線E2系
中国に輸出されたCRH2のベースになったE2系

両者は中国鉄路機車車両工業が分割され誕生した二つの企業でしたが、今回の合併で中国南車が中国北車を合併する形で再統合されます。

今回の合併は一度は分割されたものの国内外での争いによる損失が大きくなったことや、一社に統合することでより強い国際競争力を持てるとの考えから実現したようです。

また、中国では様々な国の高速鉄道用車両が技術供与により走っていることは良く知られていますが、中国南車グループはCRH2(日本のE2系ベース)・CEH3(ドイツソーメンスのICE3ベース)を製造し、中国北車グループはCRR1やCRH380D(カナダボンバルディア)といった具合に二社は別々の国から供与を受け車両を製造しています。それが今回の統合で世界中の高速車両を一社で製造することが可能になりました。

中国中車は海外進出にも積極的姿勢なことや、技術・資金様々な面で競争力を増した形となり日本の鉄道輸出戦略にも大きな影響を与えると予想されます。具体的には世界各国の高速車両の技術を保有するために幅広い提案が出来ることや、中国政府の積極的なバックアップなどです。

エアバスが中国で本格的な生産を始めていること考えると、欧州は中国との提携は積極的なのが分かります。なので、アジア地域への高速鉄道売込みでは、欧州+中国みたいな形もありえると思います。

東南アジア地域では各国が高速鉄道の売込みを図っていますが、今回の合併はその点でも大きな影響があると思います。日本としてもいろいろ考えていかなければないのではないでしょうか。

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