2015年1月2日金曜日

あいの風とやま鉄道ってどんな感じになるの? 北陸新幹線並行在来線について




前回のしなの鉄道 北しなの線に引き続き、北陸新幹線延伸により生まれる第三セクター運営会社あいの風とやま鉄道について紹介していきたいと思います。資料が今年3月の若干古いのものを中心にしたので、情報が古くなっていたら申しわけありません。

富山駅停車中の413系電車
三セク移管後も運用続ける予定の413系
後ろに見えるのが富山駅北陸新幹線ホーム

会社概要

あいの風とやま鉄道は北陸新幹線延伸により第三セクター化される北陸本線「市振駅(いちぶりえき)~倶利伽羅駅(くりからえき)」間を運営する、富山県を主体とした自治体が出資する鉄道会社です。

路線概要

路線: 市振駅~倶利伽羅駅 100.1km (北陸本線)
管理駅: 市振駅と倶利伽羅駅を除く19駅
全線交流電化20000V
全線複線

富山駅停車中の521系
三セク移管後の主力となる予定の521系

保有車両

521系(2両で1編成) × 16編成
413系(3両で1編成) × 5編成
MCロータリーラッセル車必要数とラッセル車2両

JR西日本より譲渡される上記21編成と除雪用車両が譲渡されます。予備車を入れると22編成の車両が必要なので、1編成の新規増備を検討しています。

列車運行

早朝は521系を2編成連結した4両の列車と413系で運転されます。日中は521系2両1編成でワンマン運転を行います。

乗り入れについてですが、えちごトキめき鉄道方面は泊から糸魚川・直江津までえちごトキめき鉄道のディーゼルカーで乗り入れを行い、IRいしかわ鉄道方面はIRいしかわ鉄道と一体になるような運用で金沢まで乗り入れます。

この直通運転金沢~泊間の直通列車を増やし、富山駅での乗り換えを減らします。そして、糸魚川駅での乗換えでは列車の縦列停車により同一ホーム乗り換えを実施します。

特急は無くなりますが、普通列車の増発と有料の快速列車の新設が行われます。さらに、特急がなくなったことで普通列車も所要時間の短縮されます。

運営

運行管理システムは開業後2年間は現在使われているJR西日本のシステムを使い同社が、自社線・えちごトキめき鉄道線の一部・IRいしかわ鉄道を一括で運行指令を行います。2年後は単独で現在より簡素な機能・仕様の指令システム導入することを検討しています。

車両保守などはJR西日本の富山運転センターから必要な設備を譲渡してもらい行いますが、要部検査・全般検査・大規模修繕に関してはJR西日本への委託を検討しています。

車両清掃も富山運転センターから設備を譲渡してもらいますが、JR西日本のDC車両の清掃などの効率的な運用を目指すため、JR西日本と調整を行います。

ラッセル車など除雪車両の運行については同社以外にまたがっての運行を検討しているようですが、こちらも他の三セク会社と調整中のようです。

運賃

開業後10年間は通学定期は1.05倍、通勤定期・定期外は1.19倍の値上げで対応します。
乗り継ぎに関しては割引を予定しています。

資金等

開業前の投資として185億円とし、110億円がJRからの設備譲渡費、75億が開業準備などです。
さらに開業あと10年間で指令設備の整備費、信号設備の更新、車両の更新で53億円を見込んでいます。

また、設備投資・乗り継ぎ割り引き・運賃値上げ抑制など開業後の経営安定のための基金を設立します。県が30億・周辺市町村が30億・民間からの寄付金5億を見込んでいます。

収支は翌年度こそ3億の赤字ですが、その後10年目までは基金などの支援で1億円の黒字を見込んでいます。

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