変更概要
3月14日から・一部区間移設により営業キロ短縮
・仙石東北ライン開業による新しい運賃計算ルート
5月30日から
・仙石東北ライン開業による新しい区間が乗車の特例
・仙石東北ライン開業による新しい定期券の経路
3月14日からの変更
色が付いている線が実際の経路 矢印が運賃計算上の経路 |
一部区間移設により営業キロ短縮
女川駅の移設により石巻線が0.3km、陸前大塚~陸前小野間の移設で仙石線は1.2km営業キロが短縮されます。それにより運賃が今より少し安くなります。
石巻線は3月21日・仙石線は5月14日からの運転再開ですが、バスによる代行輸送が鉄道運賃と同額で行われているので、代行輸送を利用するときに少し安くなります。
仙石東北ライン開業による新しい運賃計算ルート
仙石線の運転再開に伴い、東北線「塩釜~松島駅」間から仙石線「高城町駅」を結ぶ短絡線の使用が開始されます。これにより仙台からの場合は「仙台~高城町駅以北」の運賃が1.3km分短縮され安くなります。この運賃はJRの定める大都市近郊区間の規則により仙石線経由でも安くなります。
例えば「仙台~松島駅」間を利用する場合は運賃計算上は特例として「仙台→塩釜駅→松島駅→高城町駅」と実際に走行する区間より長い経路で計算されます。それでも仙石線経由よりは短くなるので運賃は安くなります。
※大都市近郊区間・・・JRが定めるこの区間内で乗り降りする場合、一筆書き乗車する場合に限り運賃は最短距離で計算するなどルールが定められている。
5月30日からの変更
仙石東北ライン開業による新しい区間が乗車の特例
先ほど説明したように「塩釜~高城町」間は実際とは違う経路での運賃計算となるのですが、実在しない経路「松島~高城町」の切符も発売されます。それに合わせ「松島~高城町」間の切符の場合は、「松島~塩釜~高城町」間で乗れるようになります。なので、実際に乗っている距離より安い切符が生まれます。
仙石東北ライン開業による新しい定期券の経路
定期は原則として定められた経路でしか乗車することが出来ません。なので、運転再開にあわせて仙石東北ライン経由の定期が設定されます。
簡単に解説してみましたが、詳しく知りたい方はJR東日本仙台支社ホームページにある「石巻線及び仙石線の全線運転再開と仙石東北ライン開業に伴う営業キロの変更及び運賃の適用等」についてから見ることが出来ます。
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