ダイヤ要点
・仙石線全線運転再開
・仙石東北ライン運行
・あおば通発着の快速廃止
・高城町~石巻間は震災前と同じ本数へ
・高城町~石巻間は震災前と同じ本数へ
・臨時快速の廃止
・運賃がお安くなる場合も
・運賃がお安くなる場合も
解説
ダイヤ改正と全線復旧の2015年5月30日に行われました。運休していた「高城町~陸前小野」駅間が運転を再開します。これにあたり「陸前大塚~陸前小野間」は内陸側へ移設されました。
ダイヤ改正に合わせて東北本線塩釜駅から仙石線高城町駅へ抜ける短絡線が建設され、「仙台駅~東北本線~短絡線~仙石線~石巻駅」という経路の列車が設定されます。この経路で仙台から石巻へ向かう列車は「仙石東北ライン」という名称で運行されます。
仙石東北ライン停車駅 |
「仙石東北ライン」の停車駅は3つのパターンがあり、「仙台~高木町まで各駅停車で、そこから石巻まで快速になる列車」が上り7本・下り6本、「仙台~石巻間で快速の列車」が上り7本・下り6本、「仙台~石巻間を3駅しか停車しない特別快速」が1往復運転されます。
これに合わせて現在5往復運行しているあおば通り発着の快速が全て各駅停車へ変更となります。この変更で快速停車駅は所要時間増・快速通過駅では運行本数増のメリット・デメリットが発生します。
仙石東北ラインを合わせた「高城町~石巻」間の運行本数は33往復で、震災前と同じになります。
全線再開に合わせて運休区間を避けるために「仙台駅~東北本線~小牛田駅~石巻線~石巻駅」経由で1日2往復運行されている臨時快速が5月29日で運転を終了します。
内陸部への移設と仙石東北ラインの運転により「仙台~高城町~石巻」間の運賃が安くなります。詳しくは以前書いたちょっとお安く 仙石・石巻線運行再開で特例設置などをご覧下さい。
今回の発表はJR東日本仙台支社HP内お知らせに平成27年2月26日掲載の 【プレスリリース】“2015年5月ダイヤ改正について”を掲載しました。をご覧下さい。
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